神へ捧げるカントゥス

登場人物紹介

家格ランキング

【最上】

◆ユングリング家

　ジュール・ユングリング（６７）

　白髪の混じる金髪のオールバックに灰色の目をした細身の男性。

　北欧の大財閥の総帥。貴族の流れを汲んでいるので広大な領地を所有。

　神官系の家系なため彩愛をかわいがっている。

　樹木の神の加護もち。

　彩愛にはジュール御爺様と呼ばれている。

　リーリアユングリング（６６）

　白髪の混じる褐色の髪に青い瞳を持っている。

　北欧の大財閥の総帥夫人。北欧の貴族の子孫で貴婦人の中の貴婦人と言われている。

　彩愛を溺愛しており、今回渡欧中の彩愛の衣服は靴先から頭のてっぺんまで彼女が用意している。

　実は自分の所有財産をいくつか彩愛に生前贈与していたりする。

　彩愛にはリーリア御婆様と呼ばれている。

　ミカル・ユングリング（１６）

　金髪碧眼のまさに物語の王子様のような優し気な風貌。

　総帥のひ孫で跡取り候補。婚約者とは相思相愛。

　自分も彩愛をかわいがっているが、婚約者のほうが彩愛に夢中なのが目下の悩み。

◆水上家

　水上リーシャ（５０）

　北欧の大財閥の総帥の娘で史の祖母。

　駆け落ち同然で日本の水上家の若君のところに嫁入りした。

　白髪の混じった褐色の神に青い目を持っている。

　昔はお嬢様言葉だったが、日本で夫の商いを手伝ううちにだいぶ砕けた口調になった。

　水上沙良（３２）

　黒髪に青い目を持ち、日本人よりというよりは北欧人よりの顔だちをしている。

　双子の兄に水上家の跡取りを押し付けられたが、それを気にせず盛り立てた女傑。

　風の神の加護を持っている。

　彩愛を溺愛しており、あまり家にいない彩愛の両親の代わりのように皆森家によく訪問したり彩愛を水上家に招待している。

　水上史（１５）

　褐色の髪に青い目をもつクォーター。母親が北欧の大財閥の総帥の孫。

　初等部時代は学園にいたが、勉強のため中等部から北欧の姉妹校へ留学している。

　彩愛のことは溺愛しているといってよいほど可愛がっている。

　風の神の加護もち。

◆皆森家

　皆森彩愛（７）

　艶やかな黒髪ロング。陶器のよウうに滑らかな肌。ぱっちりとした黒目の人形のような美少女。

　複数の神に溺愛されており、学園で現時点でもっとも高位な存在。

　婚約者ができたのは一か月前の７歳の誕生日。

　常に冷静であるように心がけており、７歳の誕生日プレゼントに贈られた扇子を愛用している。

【高の高】

◆月影家

　月影梨花（１７）

　アッシュがかった黒髪ストレート。知的な美人。

　高等部のまとめ役をしているが、最近頻繁に起きている生徒同士のいさかいに頭を痛めている。

　婚約者が庶民の女生徒の取り巻きになったと理解した瞬間から婚約破棄の話しを進めており、婚約破棄後は姉妹校に留学する予定。

　高等部生徒会生徒会長。後に婚約破棄し留学。

◆夕霧家

　夕霧勇人（６）

　彩愛の学友その２。

　活発な感じのする男の子。神道系の家なので純粋に彩愛を尊敬している。

【高の中】

◆江摩家

　江摩琴美（６）

　彩愛の学友その１。彩愛至上主義なところがある。

黒髪のストレートの髪を緩い三つ編みに結っている。

　美少女ではないものの、十分かわいらしいといわれる容姿。

◆紫呉家

　紫呉乃衣（７）

　彩愛の学友その３。彩愛至上主義。

　茶髪のふんわりした髪をハーフアップに結っている。

　少したれ目でおっとりとしたイメージの少女だがその実毒舌。

　入学式で見た彩愛に一目ぼれをして真っ先に声をかけた子。

　高等部に姉がいる。

【高の下】

◆篠上家

　篠上恭一郎（１７）

　蒼っぽい黒髪。眼鏡をかけた冷たい印象のある美形。

　幼いころに決められた婚約者の吉賀麗奈のことを気に入っておらず冷たく当たっていた。

　入学してきた庶民の女生徒を好きになり、一方的に婚約破棄をした。

　そのことで家に厳しく言われているが、格下の家への婚約破棄と相手に「いじめ」という落ち度があったためさほど大きな問題にはならなかった。

　高等部の生徒会副会長。後に会長。

◆野宮家

　野宮俊也（１７）

　芸術家を多く輩出することで栄えている家の息子。

　生徒会会計。後に副会長。

【中の上】

◆吉賀家

　吉賀麗奈（１６）

　黒髪でウェーブのかかった髪をハーフアップにまとめている。

　きつめの美人で、高飛車なところがある。

　和臣とは恋人同士のようにふるまっているが、婚約者は別にいる。後に婚約する。（前婚約者は篠上恭一郎）

◆賀口家

　賀口悟志（１７）

　大病院の家の息子。

　風紀委員委員長。後に生徒会会計。

◆磯部家

　磯部和臣（１６）

　茶髪の短髪をオールバックにまとめている。少しやんちゃさの残る美形。

　親に決められた婚約者をよく思っておらず、別に好きな女性がいる。後に婚約破棄し吉賀麗奈と婚約。

　高等部風紀委員副委員長、のちに委員長。

◆金田家

　金田啓介（１７）

　海外にも広く手を伸ばす貿易家の息子。

　月影梨花の婚約者。後に婚約破棄。

　生徒会書記。後に会計。

【中の中】

◆飯田家

　飯田由紀（１６）

　服飾系・デザイン系で有名な家の息子。

　風紀委員。後に副委員長

【中の下】

◆富寺家

　富寺敏明（１６）

　食産業で財を成した家の息子。

　生徒会書記。

◆風森家

　風森竜二（１６）

　神道家の長く続く家の息子。

　生徒会書記。

【ここから上の子女は王花の間・食堂の二階を単独でも使用できる】

【下の上】

◆ノーマンディー家

　ダニエル・ノーマンディー（１６）

　金髪に灰色の目。背が高くがっしりした体格。ワイルド系のイケメン。

　ミカルの学友兼護衛。

　彩愛には自分では敵わない畏怖と尊敬を抱いている。

【下の中】

【下の下】

【庶民】

　佐藤妃花（１５）

　ふんわりした茶髪に大きめのたれ目。小動物系のかわいさがある。

　前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生できて、一番のお気に入りである隠しキャラの水上史を狙っている。

　入学してたった３か月で様々なイベントをこなし、急速に生徒会側の攻略対象を攻略した。