たかまがはら

登場人物紹介

大山夜蝶（おおやまやちょう）

　本作主人公その１。16歳高校生。

　生後間もなく様々な事情で親元を離れ、天都原島（あまつはらとう）で育つ。

　地味系美少女だが、身長125センチしかなく小学校低学年の子供にしか見えない。

　常に和服で過ごし、様々な事情を知っているが、基本的に沈黙を保っている。

　婚約者の篠美曰く、猫かぶり。

大山咲夜（おおやまさくや）

　本作主人公その２？。15歳高校生。シスコン。

　本州の都心にある別宅で育った都会っ子だが、婚約を機に天都原島（あまつはらとう）の高校に通うべくやってきた。

　人目を惹く華やかだが保護欲もそそる儚げさも併せ持つ美少女。年相応の外見。

　洋服で過ごすしていたため、密かに和服を着こなす夜蝶を羨ましく思っている。

　ほとんど事前情報のないまま島に来たため、なにかと周囲とのずれを感じている。

大山都実（おおやまみやさね）

　37歳。大山財閥代表取締役。

　夜蝶と朔夜の父親。旧家の当主で本州と天都原島（あまつはらとう）を行き来しており、家に帰っていない日は、必ず娘たちにメールを送っている。

　娘たちのことを愛しているが、婚約者を本人に事後承諾で決めたりと謎も多い。

天地賑彦（あまちにぎひこ）

　朔夜の婚約者。17歳高校生。

　元々は夜蝶の婚約者だったが、親の決定により婚約者が変わった。

　美少年で穏やかな性格だが、少々想像力が豊か。

　天都原島（あまつはらとう）にやってきたのは5年前、多少の事情は把握しているが、納得しているかと言えばそうではない。　

天地帆鳴（あまちほなり）

　賑彦の弟。14歳中学生。ブラコン。

　天都原島（あまつはらとう）に来たのは1年前で、優秀と内外から評判の良い兄に尊敬と劣等感を抱いている。

　口が悪く、自分よりも幼い外見の夜蝶が尊敬する兄の婚約者だったのが気に入らない。

　朔夜のことは気に入っているらしいが、素直になれない。

八島篠美（やじましのよし）

　夜蝶の新しい婚約者。16歳高校生。

　地味な印象が強いが、よく見れば美少年。

　少々ぶっきらぼうな性格だが、自然に女性に優しくしたり、夜蝶に対する思いを素直に伝えている。

　生後間もない時期から天都原島（あまつはらとう）に住んでおり、様々な事情を知っているが、基本的に関与しない。

　夜蝶曰く、怠け者。

白石雪野（しらいしゆきの）

　夜蝶の親衛隊の親衛隊長。16歳高校生。

　一見派手な容姿だが実直で真面目。夜蝶には信頼されており、親衛隊の管理を任されている。

桃園鈴（ももぞのりん）

　賑彦を愛している女生徒。16歳高校生。

　夜蝶に嫌がらせをし続けていたが、今度は朔夜に嫌がらせをし始めるようになった。

佐々木吐夢（ささきとむ）

　朔夜に愛情を向ける親衛隊長。15歳高校生。

　中等部から学園にいる。