第2話 地球終了のお知らせ!?

 2028年9月24日日曜日だ。


「暇だしテレビでも見るか〜」


 そう思って、テレビをつけると、ニュースがやっていた。すると


「たこやきニュースより速報です。今日未明、地球に巨大隕石が接近していることがわかりました。このままだと地球は10日後に滅ぶと、予測されています」


 というニュースが流れた。


「どうしましょう。お母さんは大丈夫かしら?」


 とおばあちゃんを、心配するお母さん。


「まずは自分の事を考えようか?」


 とお母さんに、突っ込む快斗。


「えーー! ヤバい。え? どーしょー!?」


 と焦るお姉ちゃん。


「へ、そんなもん俺がぶっ飛ばしたるわ!」


 と強気なお父さん……に


「いやいや、普通どう考えても無理やろ?」


 快斗の冷静なツッコミが炸裂!

 (快斗ナイスぅー)

 そんなこんなを見ながら僕は思った。


「みんな焦らずに、残りは楽しく過ごそうよ」

「「「「…………」」」」


「星海何言ってるの!? 命の危険が迫ってるのよ? 逃げる準備をしないと!」


「だから死ぬ前に楽しんどかないと!」


「ちょいちょーい、お兄ちゃーん。死亡フラグを立てないでくれ〜、お兄ちゃんなら回収しそうで怖いからー。」


 なんかみんなすごい勢いでしゃべりかけてきた……。

 “俺達は知らなかったこの時世界ではとんでもない混乱が起こっていたことを……”


「おいおーい、お父さーん変なナレーションをするなー」

「まぁその通りかも知れないけどね?」

 

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