王道、故に最強

この小説は、凡人の主人公が成り上がっていく物語です。
伝えたい事はいっぱいありますが、自分が1番良いと思ったのは、『明確な悪が存在しない』ということです。皆、何かしら理由や正義があって悪と断ぜられる行為を犯す。その『悪』を行う動機や過程を密に描写しているので、誰が悪いとは思えない、否、誰も悪くないのだと読んでいて感じます。
拙い感想ですが、とても面白かったです。これからも愛読します。

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