差別について④-1
④人種差別について
今回から、特に私の感じている創作界隈について個人的意見を絡めて語っていきます。
最初に。
人種差別は私には理解できません。色が違うのは遺伝子だの環境だのなんだので当たり前に存在することですからね。
最初は、侵略行為です。それから、武力に物を言わせて、強制的に奴隷として労働力にしていた訳です。白人が、黒人を。
たったそれだけ。
それがどうして『種族としての優劣』に繋がるのかが本当に分からないのです。そこの、彼らの脳内のメカニズムが意味不明。根拠無いですよね。
そりゃ肉体的、精神的、その他能力的な違いは人種によって、傾向みたいなのはありますけど。それがなんだよという感じで。どれかの人種が全てに劣っていて、どれかの人種が完璧超人……な訳もありません。なんでそう勘違いしたんでしょう。
……とはいえ、『人種差別する人』の多様性も認めなければ多様性社会ではありません。分かり合えないなら交流を避けるだけ。お互いの害にならないように生きることは難しくないと思います。
では具体的な問題について、私の世界観を語っていきます。
私は先祖代々日本人です。つまりは黄色人種な訳ですね。
黄色人種は、歴史的に見て、どちらでしょうか。
差別、されている側です。
イエローモンキーですね。後はジャップとか。
未開の地の、妙な髪型と服をした、黄色い猿だった訳です。
今もされてますよね。とある白人スポーツ選手が、『細目』のジェスチャーをしたり。これ話題になりますよね。
黄色人種は、差別されている側です。何度も言います。
いくら先進国と自称しても、今もなお差別されています。
差別している側ではないのです。
そんな我々が、白人に倣って、『黒人を差別しよう』なんておかしいと思いませんか。
白人達の思想に沿って、『黒人差別を辞めよう』だなんて、ちゃんちゃらおかしいと思いませんか。
そもそも我々は、差別されている側であり。黒人を奴隷にした歴史もありません。弥助くらい? あれは特別な例外。
考えてみてください。黒人を差別、してますか? してませんよね。島国特有の感情で、外国人が怖かったりすることはありますが、それは差別でしょうか。違います。言葉が通じないことと、外見が日本人と異なるからです。至極当然な恐怖ですね。
じゃあ、『辞めよう』っておかしくないですか。
白人に辞めさせるなら、我々の口からは『黄色人種への差別を辞めろ』と言うべきなのに。
これは私の個人的な感覚ですかね。
いくら猿だのイエローだのジャップだの言われても、ピンと来ないんです。差別されてる感覚がしません。いや差別なんでしょうけど、別に嫌な気持ちにならないというか。『ああそう』って。『白人は昔からそういうことしがちだもんね』『お疲れさま』としか思いません。私はね。
それは、私個人に、実際に差別された経験が無いから。そして、黄色人種であることにそもそも最初から劣等感などが無いからだと思います。
多分、戦後生まれの孫世代が社会の中心になってきたから、そうなのかなと思います。別に嫌な気持ちになりませんもん。それもきっと、教育によって。
だから、『黄色人種への差別を辞めろ』と声高には言わないんじゃないでしょうか。別にされても困らないし。
まあ、実際は黄色人種への差別を辞めさせようとする団体もありますし、全部が全部きっちり0か100かではありませんけど。なんとなく、大多数の感覚なんじゃないでしょうか。この所、『一般人は英語を全く話せなくても日本語だけで、日本だけで生きていける』という、日本という国の強みが関係してそうかなと思います。
特に我々は、『創作』という、全世界に誇る文化を持っています。これひとつあればもう、誰に何を言われようとびくともしません。『勝手に言ってろ』『ポケモンも鬼滅もFFも転生も日本だぞ』と。
寧ろ『黄色い猿が』と言われても、『やーい負け惜しみ〜』と思いますね。私は。
――
さて、昨今の創作界隈。アカデミー賞の参加資格(選考基準?)が変更されましたね。詳細は割愛します。
ロード・オブ・ザ・リングのwebドラマ、キャストの人種の件で炎上しましたね。
あれ、私からすればやはり意味不明ですね。
上記の通り、私は幼少期の教育によって、『差別などもう無い』と思っているし、したこともされたこともありませんから。
『どうして特定の人種を優遇するんだ?』『作品の出来栄えと関係無い所で評価する意味が分からない』が一番最初に来ます。次に、『彼の国、海の外では歴史的に色々あって、今の選択と決定がベターなんだろうな』と来ます。私だって幼少期のままではないので、真に世界に差別が無いなんて思っていません。そんな多様性も私は認めます。
強いて言うなら、『黒人メインの創作がしたいなら既存の作品を改変するのではなく新しいIPでやれば既存ファンからの文句も無いのに』と思いますね。
続く。
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