第10話存在感

僕は先生に頼まれた資料を、職員室に持って行くところだった。


罵声が聞こえ渡り廊下から下を除いた

ケンカだ。人気のない場所

腰を抜かしたように尻餅をついたまま

怯えてるのは。名前はしらないけど、僕みいな子だ!!

イジメかな?先生呼ぼうかな?

誰かが殴られる音がした。

僕は恐る恐る除いた、殴られてるのは詩音くんだ。

周りに友達が居るのに、誰も詩音くんを助けない。

詩音くんは2発殴られた。

詩音くんは相手に手を出してなにか要求してる。もう一発詩音くんは殴られそうになった

けど、嘘みたいにスッとよけた。

すると詩音が相手にパンチした。

相手は立ち上がる事も出来なかった。


詩音くんはまた、手を広げ何か要求している

相手はお金を出した、2万位だろうか?

僕は怖い怖い関わりたく無いと

思い見ていた。

尻餅をついたまま動けない子に詩音くんは

お金を渡した。


先生が来て、皆んな嘘のようにいなくなった。


なんだったんだ?


僕は職員室に資料を置いた、

帰ろう。

荷物を取りに教室に入った。

キキの引き出しの中を

ギャル達がイジってた!


僕は急いで荷物を取り逃げるように帰った。


なんなんだ。もう、今日は一体なんなんだ、

わからない事ばかりだよ。

怖いよ。

同じ歳なのに。なんでこんなにちがうんだ。

もうたまたま見ちゃったんだ。

全部みたくなかった。

そしたら、こんな嫌な気持ちにならないのに。おかしいよ。高校生は無敵じゃないんだぞ、勘違いしてるよ。

もう、もう。ちくしょー。

やだ、学校行くの、いつサンドバッグにされるかわからない

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