第6話 お話の、町の文明程度については

この話の第1話目の時点で、


電気はありません。

夜の明かりは、ロウソクです。

人が乗れる乗り物は、馬車くらい。人力車も、都市に行かなければ見ない。

その馬も、北の国の、もっと遠くから連れてこなければならない。

そのため、馬車は、基本、レンタルです。

町の人は、そういった乗り物に乗ることは想定していないで暮らしています。

どこに行くにも、徒歩です。




この町の活性化度は、


作中にあったように、水道設備はありません。水路も無いです。

なので、町の人は毎日、水汲みを行います。

下水処理もありません。汲み取り業者があって、農家と取引しています。

学校の就業率は3~4割程度と推測できます。

人口の2万人のうち、観光業と農業が、メインの基幹産業です。


交易の中心地と言われるだけあって、外部からの商人を誘致し、

市場での商売を許可しています。

そのため、商店街と市場は、それぞれ3つの大通りにそれぞれが存在するくらい、

大規模なものになっています。

だから、食堂と酒場と宿屋が繁盛しているんですね。

食堂供給の食糧は、この町だけで足りるのでしょうか。最終話の頃には、

もっと大掛かりにやらなければならなくなりそうですね。

酒場のお酒も、この町ではあまり作られていないようで、

ほとんどが輸入ものです。


農業のうち、東の国から綿花が輸入されています。

なので、寝具は時給出来ていると考えられています。

そのうち、羽毛が北の国から伝わってくるようになるので、

高級宿に使われるようになるのではないでしょうか。



現在のトルコでも、絨毯とか衣類とか、糸をつむぐ文化はとても発達しました。

この町でも、そういった意味でも、糸の産業は強みかもしれません。

ただ、衣類まで作れる技術はあるのかどうか、確認が取れていません。

綿花ができて、糸を作るところまでで、糸の輸出があるのでしょうか。

著者は、市場ではその光景は見なかったですね。ちょっとあとで思い出してみます。



住宅は、木材の柱と、レンガなどの基礎・壁を使った、

複合式住宅のようです。

なので、現在の日本のような、火事という事件は、あまりありません。

だから水道や水路の文化が発展しなかったのでしょうね。



交易都市なので、話す言葉や、国の発行しているお金などは、

いろんなものが入ってくるので、種類が豊富のようです。

レートは存在しているようですから、銀行では両替は出来るようです。

でも、一般的な宿などでも、どのお金でも使えるようになっているようです。

これは便利ですね。お店にとっては有難くないかもしれませんが。



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