サブタイトルに主人公の年齢を付け、その年齢の時にどんな出来事があり、主人公の現在に繋がっているのか、という、まるで倒叙ミステリーを読んでいるかのような感覚を抱きます。非常に面白いです!
感情に振り回され、感情に辟易としている愚か者が、感情を題材とした物語を書き、感情を昂らせています。
流麗な文章で人物の心情や情景が丁寧に紡がれていて、時を忘れて一気に読んでしまいそうです。 時系列が多少前後しますが、不自然にならぬような描写になっておりますし、各話のタイトルに主人公の年齢が記さ…続きを読む
プロローグの14歳から始まり、10歳→11歳→13歳→16歳と進み、幕間物語として19歳と14歳が挟まります。複雑でこんがりそう。そういった先入観をいただくかもしれませんが、大丈夫です。幕間…続きを読む
時をつかさどる魔法使いの、少女の心の機微を美しく描いている作品で素敵です。>目立ちたくないという思いは、服装にも表れていた。わたしは自分で言うのも何だが、容姿が整っている。黒い髮と青い眼の組み…続きを読む
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