【概説】

　言葉や文章を重ねて、次第にスケールを大きくしていくレトリック。漸増法。

　スケールが小さくなる場合は反漸層法（もしくは漸減法）と呼ばれる。

【例文1】

　無料100連ガチャでウルトラレアが出ないだとっ。ならば、10万課金して、もう100連か。この100連で、お目当てのUR花子ちゃんがでるはずだ。

　なにっ！

　200連ででないだとっ。どうなっているんだ運営！

　ならば、もう10万――。

　な、なんだとっ！

　UR花子は完凸（かんとつ）じゃないと使えない！？

　もうすでに80万課金しているのに！

　くそ！　もう手持ちがない。カードローンしか、借金しか、UR花子完凸は達成できないのか――。

　そうして、UR（ユーアール）花子ちゃんを巡るある人物の、常軌を逸した行動は社会問題となりました。

【例文2】

　銀河とか宇宙とか、あの星の煌めきが何光年も前の輝きだと知ると、私の存在なんてちっぽけに感じる。

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