第8話

「ふふっ幸せになりなさいライル・・・マリンさんと共に・・・」とライルのお母さんの声が聞こえた。


「え?私?」


「マリンさん、ライルをよろしくお願いします。よかったらライルのお嫁さんになってくれないかしら?」


「母さん何言って・・・」


「ライル、マリンさんに恋してるでしょう?」


「なっ!!」とライルは真っ赤な顔をした。


「ふふっ。やっぱり。一目惚れしたのよねライルは・・・」


「悪いか?マリンが可愛いすぎるから悪いんだよ・・・」


ええーー!

そんな素振りなかったじゃないライル・・・。


「なんで私が悪いのよ・・・。でも一目惚れって私に?」


「ああ。目が覚めたら超絶可愛い天使が俺の事心配そうに見つめるから、一目惚れして当然なんだよ」


ライルが目覚めた時、なんて綺麗な男性ひとなんだろう?とドキドキして時間ときが止まったみたいに感じたのよね・・・。

この人のそばにいたいと思ったり・・・。これが恋なのかしら?


「私もライルとがあった時、綺麗な人だなって思ってドキドキしたんだから!」


「じゃあ問題ないな」


「ええ」


「マリンさん僕と結婚して下さい」


急にさんづけされたら変な気分・・・。


「はい。よろしくお願いします」


「マリンさん俺からも、ライルをよろしくお願いします」


「はいお父さん、ライルを必ず幸せにしますので安心して下さい♪」


「ははっ頼もしい妻が出来てよかったな、ライル」


「ああ。俺もマリンに負けないくらい幸せにするから」


「これで安心だな母さん」


「ええ、あなた」


「もうそろそろお迎えの時間ときがきたようだ」


「父さん母さんありがとう。俺達幸せになるから」


「ああ。あっちで母さんといつも見てるからな」


そういった後ライルのお父さんお母さんは空に昇って行った・・・。


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