何攀 (巴蜀軍属)

何攀(カハン):字恵興、244〜301年。蜀郡郫県(四川省成都市)出身

280年当時、36歳。263年に蜀漢が滅亡したため、キャリアの実質的なスタートは、西晋の時代になってからである。司空・裴秀の娘を娶り、中央と連絡して征呉の実質的な準備を進めた。旧蜀系統の人材からすれば、征呉は手柄を示す絶好の機会であったのだろう。戦後も順調に出世し、最後は、九卿の一つ大司農にまで至り、梁州・益州の大中正として、陳寿らの名誉回復なども行なっている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る