越智悠梨「ちょっと君。」

浦野京也「なに？」

悠梨「競馬に興味ない？」

京也「ありませんけど何か？」

悠梨「あれ？おかしいな…」

京也「何が？」

悠梨「今日の手相占いで、『今日は友だちに動物の話をしたらいいよ』って。」

京也「…ごめん。ツッコミどころが多すぎてどこから突っ込めばいいやら…」

悠梨「はい。じゃあひとつずつどうぞ」

京也「まず１つ目！今日の手相占いって何⁉普通星座占いとかじゃないの⁉」

悠梨「さあ？私が聞きたい」

京也「２つ目！動物の話をしろで、競馬の話をするバカがどこにいるんだよ！」

悠梨「いるじゃないか。君の目の前に。」

京也「開き直るな！」

悠梨「でもさぁ、今週は有馬記念があって…」

京也「そんなこと誰も聞いてないから！」

悠梨「え？見えない？そこにいる髪の長い…」

京也「それ見えちゃだめなやつ！」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい