第11話  木枯らし

 去年の10月の終わりごろの近況ノートより。


 木枯らしって、晩秋から初冬にかけて吹く風の事ってあるし、風速8メートルが必要条件みたい。


 でも、10月下旬ってもう、晩秋なのかな?


 寒いし、ずっと15度以下みたいな感じだよね。


 この前まで30度あったのに、もう、15度とか、ホントにないわ~~。


 世の中、季節の変動が激しいけど、コロナの変動も激しい。

 なぜ、こんなに少なくなった?


 旅行して、飲んで騒いで、いいの?


 もう、周りは浮かれてるよ?


 いいのだろうか、すごく疑問なんだけど。


 しかし、そんな私の疑問にも関係なく、時間は経過していく。

 一度規制が緩むと、心も緩む。


 もう、別に政治に期待はしていない。

 変わり映えの無い政策論議。


 さらに、候補者も、ほとんど顔ぶれが同じ、我が選挙区。


 この国の政治は、どうしようもない程ダメな感じで、コロナでそのバカさ加減が、より鮮明となったよ。


 一応、成人だから選挙に投票はする。

 今回は、期日前投票だ。


 自民党、やめてほしい。

 どうにかならないかな?


 立憲も嫌いだし、共産党も、入れたくない。


 では、どこ?

 維新とか、NHKを糾弾してる人とか?


 とにかく、自民に入れない。

 当たり前だよ、あんたのとこの政治は最低だから、立憲や共産がやっても同じようなもんだ。


 もう、野党が政権を取るしかないよ。

 ガソリン税を見直せ!消費税を見直せ!総理への権力集中をやめろ!高速道路無料化とか、大学・高校の授業料無料とか、あれだけの水増し予算が通るんだったら、できるハズ!


 国民の生活に木枯らしを吹き込まないで欲しい!


 でわでわ、また!


 以上だが、10月は感染者が少なかったんだね。

 まるで、ひと昔前の話のようだ。

 今は、オミクロンが急激に増え、周りでも感染者の話を聞く。

 デルタとは違うって、とても感じるのだ。

 それなのに、行動制限はない。

 飲み屋も、まだ自由だ。

 別に、私は、飲み屋が悪いとか思ってない。

 いや、むしろ、応援しているし、お世話になっていたのだ。

 それは、私の小説を読んでいる人はわかるけど、居酒屋ラブなのだ。


 あの空間は好きだ。

 お年寄りから、大学生まで。

 綺麗な女の子が一人で来ることもあり、それは大概常連だったりするのだが、私も常連だ!

 私には、煮込み(基本、モツ煮)がいつもの定番のつまみ。

 そこにコダワリのある店は、大抵、他の料理も美味い。

 大将の、前歯が一つ抜けた笑顔が忘れられない。

 つまり、私は、コロナ禍から、一度も行っていない。

 なぜなら、自分に行動規制をずっとしているからだ。


 コロナ禍が収まらなければ、居酒屋には行かない。

 それくらいは、大人になったんだから我慢する。

 当たり前だ。

 私が感染したら、家族にも、会社にも迷惑がかかる。

 ひと様へは迷惑を掛けない。

 これは、子供の頃からの常識だ。


 厚顔無恥、いつから日本人はこの様に面の皮が厚くなったのだろう。

 今の総理を見て、いつもそう思う。


 さて、「木枯らし」を検索して、私は、ある歌がたくさん表示されることに気がついた。

 いや、木枯し紋次郎も出てくるんだけど、木枯らし小僧のかんたろう的なアレだろうと、それは無視だ。


 そして、その歌詞を読んだ時、えっ?こんなのがあるの?って思った。

 それは、私が書こうかなと思ったような雰囲気に満ち満ちていた。

 以下、その時の心の声。


 なんだ、これ!

 こんな神歌詞があったのか!

 くそっ!

 やられたぜ!

 言葉は、全然難しくない。

 小学生でも理解できるくらいだよ。

 しかし、それが、心に刺さる~~!


 さて、心を串刺しにされた私は、どうなってしまうのか?

 今回は、木枯らしⅡへ、つづく!

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