ケーキの箱の中に閉じ込められた二人の思い出のひと時。

どこにでも繰り広げられるかのひと時が、流れの良い文に乗って
情景を頭に広げさせてくれる。大きい小さいはあれ、
誰しもが抱える苦悩も物語の良いスパイスになっている気がする。