第11話力

『いや、能力はある。君が使い方を知らないだけだ。』

そうか、使い方がわからないだけで、能力は確かにそこにある。

『さあ、叫べ、怒れ、自分の無力さを呪え!』

『その叫びが武器になる。』

そうか、助けを呼ぶのではなく自分でなんとかするのか。

『さあ雄たけびを上げろ。君の能力は…、』

『銃士の南京錠!』

その瞬間、手に持っていた南京錠が光輝いた。そして光が収まり、僕の両手には銃が握られていた。いつのまにか、右手も治っている。

『「さあ、第二ラウンドと行こうじゃないか。」』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る