創造魔道士の裏技?!〜無能かどうか決めるのはお前らじゃない〜

夜桜 ミーシャ

第一章 退屈との別れ

第1話 ココロオドル召喚

俺、白石 水城しらいし みずきは退屈していた···

(はぁーだるい死にそう帰りたいこんな早くに来るんじゃなかった···どうせなら転生とか転移しねーかな)そんなことを考えると床に魔法陣が浮かび上がり光出した

(まさか!?本当に異世界転生!?・・・楽しくなってきた!!!)

・・・・その教室にいた生徒5人が見知らぬ中世の王室のような場所に召喚された

「よくぞ参った異世界の勇者達よ!我がこのリスト王国の国王サラスト・ライト・ハーバード・リストである貴殿らにこの世界···グラントに来てもらったのは他でもない貴殿らには魔王領に住む魔王と戦って欲しいのだ」その話を聞いてクラスの人気者の神原 新弥かみはら しんやが陽キャグループで話し合いを始める

「話を受ける前に聞きたいことがありますここから元の世界に帰ることはできるんですか」

(お!いいこと聞くなーだがここはテンプレ的に···)

「すまない我々は君たちをこの場に召喚する陣しか知らぬのだ。だが魔王があらゆる場所にゆける魔法を知っているはずだ」

(陽キャ達は歓喜しているバカな奴らだまず魔王がその魔法を持っている保証はない。それに持っていてもおしえる義理などないしな)

「どうしようそんな突然そんな事言われても···どうしようみーちゃん」

篠宮 しのみや なつ俺の幼馴染の同級生 唯一の友達で俺も思うが美少女だ

「大丈夫さどうせアイツらがどうにかしてくれるだろ。

あとみーちゃんはやめろ」

そこで王の隣に立っていた初老のおっさんが話し出した。

「私は宰相 ザイラスと申します。まずは皆さんの職業をこの判別の宝珠で表示します。

皆様は《ステータスオープン》と言ってください」

そして俺たちは一斉に言った

「「「「「ステータスオープン」」」」」

神原 新弥 職業『勇者』Lv15

STR:250 AGI:321 VIT:219 MP:100

魔法:光魔法 水魔法 対抗魔法 神聖魔法 強化魔法

スキル:『限界突破』

真田 志保 職業『賢者』Lv9

STR:152 AGI:254 VIT:194 MP:500

魔法:火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 操作魔法

スキル:『全言語理解』

天宮 蒼司 職業『天騎士』Lv14

STR:244 AGI:296 VIT:421 MP101

魔法 土魔法 神聖魔法 強化魔法

スキル:『鉄壁の聖域』

篠宮 夏 職業『聖女』Lv6

STR:149 AGI:193 VIT:311 MP:443

魔法:水魔法 光魔法 神聖魔法

スキル:『天使の聖風』

白石 水城 職業『創造魔道士』Lv2

STR:300AGI:311VIT:405 MP: 1

魔法:創造魔法

スキル:『限界突破』

(おっとおれのステータスが他のやつより遥かに高いその割にMPが1しかないぞ・・・どうゆう事だ···)

「おれのMP、どうして1なんだ?」

そして宰相は呆れたように言う

「それはあなたが創造魔道士だからです。創造魔道士は原則魔力は1 いくらレベルを上げても上がりませんですが創造魔道士には素晴らしい仕事があります勇者様の聖剣を作るとゆう大役です。正直創造魔道士のような無能に作らせたくはないですがね」

無能か···面白いそこから這い上がってのトップ面白いじゃないか

(どれ俺の持ってる魔法は創造魔法しかないようだな詳細は『MPの最大値から1を犠牲にし自分の望んだ人類以外のものを自由に一つだけ創れる』か··· ふむ···これなら俺が考えていることができるかもな···)

「宰相さんよそんなに無能を目に入れたくないなら今ここで聖剣作って消えてやろうか」

睨みながら宰相は言う

「なに?なんと喜ばしいことだその申し出免じて少しなら金を工面しようじゃないか」

(王はこの状況にも目を瞑るのか···まあいい)

「じゃあ早速始めちゃおうか」ニカッ

周りの大気が震えた。俺は頭の中で魔法を発動させた!

『創造魔法』発動!

(創造するものは俺のステータスに新たにGPを創造 初期値は100 このGPは創造魔法を使う時魔力の最大値を減らす代わりに1GP使い、減ったGPは1時間で10回復1Lv上がる事に100最大値が増える)


そう俺はこれで100回の創造魔法を行使できるようになったのだ。だがこれは直ぐに隠蔽魔法を創造して隠すなぜなら俺にしかない項目など変な注目しか浴びないからなそんなのごめんだ

そして俺はすかさずGPを使い、聖剣作り出した···のな 生み出した聖剣は俺の目の前で浮遊していた。その剣を床に突き刺し言い放った「これでいいだろ持ち運びせいぜい頑張るんだな。行こうぜ夏」「うん!」元気で可愛い声で駆け寄ってくる。

「待て!」そこで俺たちは呼び止められた

···さっきの宰相だった

「夏様には残っていただく聖女様は教会で修練を積んでもらい勇者様のパーティに入ってもらう聖女の神聖魔法は魔族たちに効果は絶大だ戦力になる。貴様とは違うのだ」

夏を物のように言うやつの言い方に腹が立ち睨みつけ言い放つ

「黙れよおっさん貴様らが何を言おうと実際に決めるのは夏だ あんたらは夏の気持ちを考えず戦争の道具としか見ていないふざけるのも大概にしろよ···」

(なんなんだこいつら···こんなヤツらに夏は渡さねぇ)

俺は再び魔法を発動させた···

『創造魔法』発動!

(創造するものは俺の魔力総量を1から∞に創り変える。

続けて創造するものは俺の職業に勇者を追加する

次!俺のスキルに聖剣創造を作成···追加する

次!俺にこの世界にある魔法、対抗魔法を全て付与する)

(あいつらは一度潰さないとな···)

「とりあえずあんたらがなんと言おうと夏は渡さん」

ザイラスは剥げた頭が赤くなるほど怒り狂い

「無能魔法士がほざくな!騎士たちよ我が国に反逆する魔法士から聖女をお救いするのだ!」

そうすると王の間にいた騎士達が俺を囲み抜刀する

「みーちゃん···」

怯えた夏が俺の袖をつかみ震えている···

それを見た俺は無意識に殺気混じりの魔力放射を行った今の俺は魔力が無限であるためその魔力はとてつもないものだった

俺を囲むようにたっていた騎士たちが震え上がり腰を抜かし倒れる者もいた

「おいクソ宰相俺をあまりイラつかせるなあと聖女様は『勇者様』のパーティに入ってたら文句ねーんだよな」

「···」

ザイラスは俺の魔力放射にビビったのか声を出さない。俺は時空間魔法の1つ『空間跳躍』を使いザイラスの目の前に飛んだ。

「聞いてるかおい」

(完全に意識飛んでんな。なら聞く相手は一人)

「なぁ王様どうなんだ俺の質問の答えが欲しいんだが?」

さすがの器量か恐れず俺の質問に答えた

「あぁ勇者殿のパーティに入るなら文句は言わぬ貴殿が消えようが残って捉えられようが貴殿の自由だ。だが先程貴殿が言っていたこととは矛盾するのではないかね」

(さすがは王様1番聞いて欲しいこと聞いてくれるねー)

「その答えは···これだ」

そして俺はステータスウィンドウを出し皆に見えるように拡大した。

・・・・・

白石 水城 職業『創造魔道士/勇者』Lv2

STR:300 AGI:311 VIT:405 MP: ∞

魔法:創造魔法 火魔法 水魔法 土魔法 風魔法

光魔法 闇魔法 神聖魔法 強化魔法 極大魔法

結界魔法 星魔法 神代魔法 占術魔法 時空間魔法

断罪魔法 転生魔法 操作魔法 魅了魔法 隠蔽魔法

スキル:『限界突破 聖剣創造』

「このステータスは···規格外すぎる···それに職業にスキルが2つ?!」

王様や倒れて立てない騎士が絶句した

「これで文句ねーよな」

「ああ文句は言わん貴殿のような男手放すのは惜しいがな」

ふと笑いながらゆうこの王に俺は宰相よりよっぽど信用出来ると思った

「そんならこれを渡しておこう」ぽいっ

いま創造魔法で作った俺の持つ端末と繋がっておりボタンを押しながらメッセージを言うともう片方に送ることが出来る。また逆も可能だ

「そいつで連絡してくれたら助けに来るぜ」

「期待しておこう」

(このおっさんは話がわかる人だな)

「行こうぜ夏」

「うん!やっぱりみーちゃんはやれば出来る子だね〜」

「当たり前だろ」

そして俺たちふたりは城を後にした···

・・・・・・

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