嫉妬

 お気に入りの服を着て、髪もいつもより入念に梳かして、可愛いピン留めをつける。ねえ、わたしこんなに可愛いよ? 君が可愛い子が好きだからって言うから、君の為に可愛くなろうって努力したよ。

 ねえ、なのになんで、そんなに背が高くてクールな子と、これ以上ないくらい幸せそうに笑っているの?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る