Xの雑記帳

漫画等で思うこと

　嘗て、とある作品で『最終回発情期（ファイナルファンタジー）』だとかいってとある現象がネタにされた。その後、また別作品での最終回付近でその現象の名前がよく言われるようになった。

　最終回発情期（ファイナルファンタジー）というのは、最終回付近でやたらと登場人物が結婚したり子供ができたりする現象のことである。

　元々好みが別れる現象だと思うが、自分もあれは好きではない。

　作中でしっかりフラグが積み上げられたり、既に交際しているカップルだったりは納得いくけど、そうじゃないキャラもなんか突然結婚する。それだけでも困惑するのに、何故かみんな子供がいる。令和になったんだしその辺もう少し変えてもいいんじゃなかろうか？　と思う時もあるのである。

　自分が元々結婚しないの？　いい人いないの？　といった質問に辟易しているというのもあるだろうが(実際にふられても極力気にせず適当に返している)、明治大正昭和などの時期にかかれた作品ならともかく、令和にかかれた作品なら、大人になる=結婚して子供をもつ以外の何かが出てきてもいいんじゃないだろうか。

　もちろんそれ以外の描き方をしてくれている作品は多くある。結婚して子供がいるキャラもいれば、結婚はしたけど子供はいないとか、恋人はいるけど結婚はしてないとか、独身で楽しくやってるとか、いろんなキャラを書いている作者の方もいる。

　でも今でもたまに最終回になるとキャラがとにかくカップルになる現象をみるのは、そりゃ作品の内容(舞台、時代設定など)にもよるけど、少し引っかかる時もあるのである。

　というかそもそも、私は続編で前作主人公の子供が主人公します！　みたいな作品も受け入れられなかったりすることもあるので、とにかくとにかくそういうのが苦手なだけかもしれない。前作主人公の子供が続編主人公するパターンも、大体メインキャラみんな(相手はともかく)結婚してて子供いて……だもんな。

　自分が気にしすぎ、こだわりすぎなのは大いにあると思うが、なんだか、なぁ。

　ここでこんな話をするのも相当謎だが。