神格存在

名前：

　リリス（リヴァハ・ロードレス・シャンティアー）

種族：

　高次霊格存在バシャール（神仏相当）

身長：

　１３５ｃｍ（霊的エーテル体保持状態）

年齢：

　推定（１億２０００万歳？？）

特徴：

　作中に於ける登場人物の中で、数少ない神格に位置する高次存在。星霊姫リヴ・ロシャのガイノイド体を媒介に低次元へと顕現する。高次元霊体は、顕現するだけで非常に多くの霊量子エネルギーを消費するため、滅多とその形態を取る事はない。

　高次霊的エーテル体時の特徴は、星霊姫ほどの身長に加え、薄桃色の透明感ある長髪を腰まで伸ばす幼女の姿を取る。ゴシックロリータドレスを好み、擬似的に半物質化し身に纏う。

生い立ち：

　その存在は人類含めた世界誕生時点まで遡ると言われ、年齢はあくまで推定であり、それが真実か定かではない。さらに彼女は、地球の聖なる書物では光を司る神々の敵対者として描かれる、人類へ叡智の源である知恵の実を食べさせた化け蛇として貶められていた。が、その聖典の記述は、あくまで特定の勢力による一方的且つ偏向極まる見方に過ぎず、作中の世界感では彼女への畏敬の念を込め、高次霊的存在総称の〈観測者〉と呼称している。

補足：

　彼女の意思と言葉は通常、覚醒を伴わない人類には聞こえず、また低次元へ顕現・実体化した際も市井の民と触れ合う事はない。彼女含めた観測者群は、古の盟約によりその余りある力で世界を一方的に変容させてしまわぬため、物質界存在との直接干渉を禁じている。しかしそれらを導くための唯一の手段とし、神格存在らと対話可能な人類として覚醒を経た者を通じて、啓示を与え支える事のみ許可されている。

　覚醒した人類を宇宙と重なる者〈フォースレイアー〉と称し、それらは既存の書物で言う所のメサイアに相当すると言われている。