発熱(12月13日分)

今日は宿で目が覚めて唖然あぜんとした。

寒くて体が勝手にガタガタ震える。しかも体中からだじゅうが重い。

宿の主人が「熱があるんだよ」と言って、食事を持ってきてくれた。

だが食い終わったらいきなり吐いてしまった。


護衛の仕事の途中から、やたらに寒い気はしていた。

途中で雨が降り出して余計に冷えた。

一応買っておいた防寒着を着たが、それでも寒かった。


一緒に護衛についていた奴の一人が見舞いに来てくれた。

俺はふらふらしながらも、このカルンの国に着くまでは立っていたが、到着したとたんに倒れたらしい。

医者を呼んだが魔法が効かず、薬を飲ませても熱が下がらなかったので、とにかく寝ていろと言われた。


実際、立ち上がるのも億劫おっくうでそれしかなさそうだ。

こうして書くのもだるいので、今日はここまでにしておく。

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