第16話

「んだよ。なんか、一気に力が抜けたわ」


「私も抜けたわよ。長年の想いを吐き出した感じだから」


「で、どうすんの。このお見合い?

もう料理はそろそろデザートが来るんじゃないか?前菜、、焼き物、お造り...ご飯物...水菓子...で終わりだろ?」


俺がそう言うと。

マヒロは思い切ったセリフを吐いた。


「婚約で締める?」



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