第35話 年末にひたすら愛を語らう(猫に)

 「クリぼっち」なんて言葉が独り身の方に寒風を吹きつけるクリスマスが過ぎたと思ったら年末!新年は少し休みがちな執筆を頑張ろうとか考えながらもなろうとカクヨム両方に載せられるエッセイを書こう!と相変わらずちょっと省エネのシヴァチョコであります。


 創作こぼれ話と動物もののエッセイ両方にいけるものとして、愛の言葉をひたすら書こう!そう思ったのであります。ただし、猫に向けて。


 まずはシンプルに

「チョコ(猫の名前)愛してるよ」


 扁桃体とは脳の側頭葉の奥にあり、形が扁桃(アーモンド)であるからその名がつき、恋愛の行方を決めるとか。

「私の扁桃体にキミ(猫)が好きが刻まれてしまったよ。」


 お腹の上に乗った猫のヘーゼルな目を見て

「なんて綺麗なビー玉のようなお目目なんでしょう!ピカピカ光ってとても綺麗です。」


 膝の上で目を開けたり閉じたりの猫を見て

「ねむねむなんでちゅね。いつまでも寝ててよいでちゅよ。」これを言っても言わなくても猫はいつまでもねています。


 長い尻尾だけが猫専用オコタから出ており、それに適当にあしらわれながら、

「あーその尻尾が動くのがたまらない。」

「あ、尻尾を私の手に乗せて下さるのですね。」


 魅惑の肉球を見せてくる猫に

「お願いそのお手手を触らせて!触っていたいのです!」


 うろうろと徘徊している猫に

「そうですか、下僕の膝の上にのりたいですか、どうぞおいで、」


「あー」

乗られた時の歓喜の声であり


「あ〜」

膝上に座られ続けると何も仕事ができず、猫があきて降りた頃にはしっかり足が痺れ固まり降りたあとでも戦闘不能。ちょっとした骨抜き状態で出てしまう声。


 こっちをむいてただ猫の口がニャアと動く。「あっ、今サイレントミャアしましたね、そうですか、もう、下僕は動きません。ずっとここにいます。一緒に眠りましょう。」本当にこのまま一緒に寝てしまって本望だ!愛の果ての心中とはかなり満たされたものだと拡大幸せ解釈中。


 出かける前にチョコを確認いってらっしゃいのミャアを受けて

「あ、もう下僕は働きになんか行きません。一生側にいます。」


 猫はすでに猫の形である(耳が立っている)だけでその後頭部だけでもう愛おしいです。

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