【ネタバレありえん注意】ゲーム内設定おきば

『むげんわーるど』について


- 開発 - ミライゲームス

(話が進み次第、開発サポートにSOUSHIN Entertainmentが加わる予定)


開発は、VR業界最大手であるSOUSHIN社から出資を受けたこともある、ベンチャー上がりのゲーム会社「ミライゲームズ」。


ウェアラブル端末を利用したソーシャルゲームが流行る前から開発に取り掛かり、

AR(拡張現実)技術で現実世界に同居するポケ○ンG○的なゲームを配信。

一大ブームとなり、一山どころでない資本を手に入れた勢いのある会社。


随時・恒久の更新性を持つ、一生新しいゲームを作ることを目標に掲げたプロジェクト、

「Project Alltime Allplayers' Latest Game 」のチームは、はじめはSFチックで先鋭的なカッコいいゲームを想像していたものの、会長である山仲博己氏の

「オールプレイヤー、つまり万人受けしなくてどうする」

の鶴の一声によりポップな王道ファンタジーものへと路線変更を余儀なくされた。


大方のメンバーはこれに納得し、真摯に開発に取り組んでいるが、ごく一部のメンバーはSFを諦めきれず、小さな種を仕込み続けているとか……。



- 世界観 - 剣と魔法の王道ファンタジー

(プレイヤーのアイデア次第で、外へ外へと世界が広がる可能性あり。

 最初に用意されたマップはつの字型の大型大陸と、南西の島々)


同盟に参加している種族たちは、合衆国のような形で国家や自治体を形成している。

おもに大陸の東側に多く分布し、多種族州も単種族州も存在するが、交流・物流が盛んであり、比較的差別も少ない。


同盟に参加しなかった種族や、同盟を受け入れられなかった者たちは大陸北西部や南西諸島に偏在し、それぞれ独立国家や集落を形成している。


極稀に宗教や特殊な理由で同盟に参加できなかった種族や集団もいるが、それ以外は基本的にいがみ合っており、陸続きの北西部は、大陸でも特に武力衝突の多い地域である。


危険を顧みず東部へ抜け、多種族州に馴染むことはそこまで難しいことではないかもしれないが、再度西部に戻り、自分の種族に受け入れてもらうことは、差別や国防問題もあり至難の業だろう。



-「むげんわーるど」における安全地帯のあつかいについて-


「むげんわーるど」では、盗賊プレイや傭兵プレイ、暗殺者プレイなどに制限を設けないがため、三段階の安全地帯を設けている。

それに該当しない地帯ではPK・スリもやり放題のため、注意が必要。


1.安全地帯

犯罪プレイを含め、すべての危険からプレイヤーやNPCが守られている地帯。

ここにいるNPCは、戦争等のクロニクルクエストでも起こらない限りロストしないため、人気が出やすい傾向にある。

オブジェクトを盗もうとすれば元の位置に戻り、人に危害を加えようとすれば透けるため、絶対安全なひとつの楽園。


誰かが喧嘩して怪我したりしていたら、それは絶対NPCでクエスト絡みだとバレてしまうところが玉にキズ。

クエストが始まると、そのプレイヤーのみ安全地帯扱いでなくなったりするが、他プレイヤーからの犯罪行為は相変わらず受け付けないので安心である。


2.防衛地帯

自治体によって完璧な防衛がなされている地帯。

犯罪行為は可能ではあるが、NPCのアイテムは盗品扱いになりバレたらオレンジプレイヤーに、殺しはバレなくても一発でレッドプレイヤーとなる。


盗賊ギルドや傭兵ギルドなど、グレーな集団が比較的安全に活動できるねぐらとしていることも多いため、地帯から一歩出たらとたんに危険度が上がるが、この中であれば打って変わって安全。


3.自衛地帯

NPCたちによって自衛されていたり、価値が低かったりするため、モンスターや敵対勢力の侵入は無い地帯。

多くの集落や街道、町外れの一軒家や農場などもこれに該当することが多い。

からなずしもこれなら100%自衛地帯! というわけではないので確認は必須、でもちろん例外はだいたいやばい。


殺しもバレなければ犯罪にはならず、盗みも価値が高くなければ盗品扱いされない地帯。

悪人プレイにはもってこいの地帯だが、名声が下がるほど住民に敵対的な行動を取られるので、もちろんやりすぎるとやり辛くなる。



-NPCキルの仕様について-


各NPCにはシナリオにおいての重要性、地域における地位の高さなどによっておもり付けがなされており、4段階の扱いがされている。


1. 不死NPC

クエスト中でなければプレイヤーからの接触が不能で、クエスト中でも戦闘不能になるだけでキルのできないNPC。

クロニクルクエストのムービー以外でのロストが無いため、安全地帯外でも安心だね!

サポートAIモード時のサピ子が代表例。


2. 重要NPC

クロニクルクエストや、それに準ずる重要なクエストでなければキルができないNPC。


もっともな大義名分をつくって暗殺ギルドに依頼を出したら殺せたり……どうしてもヤりたかったらそういった回りくどい手口が必要だが、

だいたいクロニクル級のクエストを引き起こして悪役扱いされるためまず殺されることはない。


3. 一般NPC

地帯によってはプレイヤーからの接触も可能で、キルも可能。

しかしながらそれなりの理由がなければとんでもないバフ(裁判神の加護)を背負って抵抗してくるため、リスク・リターンはだいぶ釣り合わない存在。


クエスト時はクエスト用の能力になったり、クロニクルが起こればムービーもワールドアナウンスもなく死んでしまったり、扱いはまさに一般人。


軽いクエストの起点となる一般NPCが死んでしまった場合、似たようなNPCが後を継いでいることがほとんど。


4. 悪人NPC

そもそも手配書が貼り出されていたり、バレないながらも十数年窃盗を繰り返していたり、まぁロクでもないやつら。

プレイヤーに正当な理由があるため、通常の能力値相手にキルできる。大抵はレッドプレイヤーにもならない。

たまにレッドになるけど……そりゃ相手を選んでねといった場合のみ。


名前がなく、クエストのたびにリポップしたりするほぼモンスターのような存在のやつらもここに該当したりする。

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