第5話 ああ、なんも書けねえ

 こんにちは。


 室温の低下とともに強烈な鬱状態がやってまいりまして、お手洗いに行ってついでに水を飲む時以外、ほとんどお布団から出られない状況に陥りました。

 とはいえ、ゴミ出しと皮膚科には行きましたのでやや誇大広告の様相でもあります。JAROってCMで見かけませんけどまだ存在するのですかね?


 鬱状態になって困るのは読書が面白くなくなることです。現在、わたしは勉強本を八冊、趣味の小説を六冊、ローテーションで読んでいまして、ジャイアンツの先発投手よりも盤石な体制ですし、ブルペン陣(普通の人は積読というそうです)も豊富で、何冊かは育成契約にしないと死ぬまでに読み切れないのですが、ここ数日はローテーションを回し切れず、ネットで昔の会社の悪口をぶち込んだり、愛する松田好花ちゃんとの30歳差の恋愛を妄想したりして小汚い中年男の悲哀を感じています。


 鬱の時も躁状態の時もそうなのですが、よく眠れないのです。今朝も三時にはゴミ捨てに行き、夜空の満月を見て「あんたほぼ皆既月食だったんだって? みんなネットで写真撮っていたよ」なんて絶対に声など届かない月にはげましのおたよりを送りつつ、最近ハマってしまった商品名も知らなくてただ「パワードリンク」と勝手に呼んでいる飲料を自販機で二本も買って飲んじゃって、当然カフェインが入っていますから、ますます眠れなくなりそうなのに眠くなるので、わたしはたぶん『G u−G uガンモ』と似た体質なのでしょう。悪酔いして暴れたりはしませんけどね。


 ああ、少ししんどくなって来たのでまた。


 さようなら。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る