第3話後日

俺は昨日のデートの事が忘れられずにいた。

昨日は最高な1日だったしかも逆に向こうから告られるなんて!ああ·····生きていて良かったなと思うぜ。

俺は今何をしているかと言うと·····勉強をしているところだ。

昨日の事で頭が一杯で勉強に集中できん。

ああ·····神様よ俺を助けてくれと俺は神頼みする。

俺の部屋のドアが叩かれる。

そして俺はバッと振り向く。

「お兄ちゃん、電話〜」

妹の声だった。

ホッとした。もしも彼女だったらどうしょうかと思ったぜ☆

俺はドアを開け妹を部屋に入れ子機を受け取った。

「もしもし〜?」

聞いたことない声だ

「もしもし?誰ですか·····?」

と俺は電話越しの相手に尋ねた

「貴方の彼女と言ったらどうする??」

「はぁ·····」

「何の用だ·····名前を名乗って貰おうか!」

「佐々木·····華美」

「ああ!華美お前だったのか!」

華美は俺の中学の時の同級生だ。

「ふふふっやっと思い出した?」

「何の用だ·····こんな時間に電話なんか掛けてきて」

「実はね·····」

華美は随分深刻そうに言った。

「海人くんが付き合ってる子はね·····私と生き別れた姉なの!」

「·····マジ?」

俺は突然の告白で動揺した。

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