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  • 鈴音の青春への応援コメント

    丁寧な文章構成、お見事です。
    きっとしっかり考えながら作ったんだろうな、という雰囲気を感じ取ることのできる作品でした。

    ただしかし、これは小説というには少し稚拙さが目立ちますね。
    大きなミスとかではないのです、ただ所々に違和感を感じる書き方があり、その数がかなり多いため、文章全体を読み進めた時に「うん……で?」という、読者に対して“感動”を与えることが出来ません。
    ここでいう感動とは、文本来の意味であり、“涙を流す”ことだけではありません。
    この作品を読んだ読者に「おもしろい」だとか「ほっこりする」だとか、そういう心の“動き”を与えることが感動です。何でもいいんです。

    まず、名詞に対する修飾語が少ないです。言葉足らず、と言った方が分かりやすいでしょうか。
    “クラスで1番である鈴音”という文が出てきますが、何の一番なのでしょう。学力でしょうか、友達の親交の広さでしょうか、それとも出席番号でしょうか。
    多分、隅っこに座っているのだから、出席番号の話なのでしょうが、こういう“謎”でもない事を説明しないのは文章力が低いというやつです。

    確かに、説明しなくても分かる事や、あえて説明しない、というのも作品作りにおいては大切ですが、こういう正直物語にそこまで影響を与えない言葉に対して、説明を怠るのは、よくありません。
    たったそれだけ? と思うかもしれませんが、そういう描写の適当さというのは積もり積もって、世界観の構築の邪魔をしてきます。
    漫画や映画などでは“画”がありますから、むしろ言葉を多く書くのはご法度ですが、文学作品は“文”が命です。
    そういう細かいところにも気配った書き方を心掛けるべきでしょう。

    総評【思春期独自の思考や、一人の人間の日常を書き写した作品ではあるが、所々の描写が大雑把であり、飛躍した展開も、階段のように徐々にリズムを上げて到達するのではなく急に展開するため、起承転結のリズムがとれていない。“文章構成”という物にもう少し力を入れて描くべきだろう】

    作者からの返信

    アドバイスありがとうございます!!!!
    そうですね。確かにこの話は文章構成を怠っている部分がありました。
    これからは、もう少し文章構成に力を入れて書いていこうと思います。
    細かいところまで、ありがとうございました🙏🙏