独特な面白さがあります

神様のミスで授かった近代兵器を使って剣と魔法の世界で暴れ回る、ありがちな作品を想像しましたが、予想に反して一筋縄ではいかない作品でした。
なろう系ファンタジーのお約束が通用せず、主人公以外の登場人物が皆なかなかエキセントリックだったり、味方も敵側もどんどん強化されていったりするため、目の離せない展開が続きます。
近代兵器と剣や魔法が戦う場面はビジュアル的に想像が難しく、場面や視点が転換しても特別な改行や目印が挿入されないという独特の文章スタイルもあって、正直少しとっつきにくいかもしれません。
しかし、それらを超えて惹きつけられる独特の面白さがあります。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、どんどんスケールも大きくなって行くようで、今後の展開が楽しみです。