鍵はキーワード

キーワード、検索ワード、タグ……言い方は様々。


PVが伸び悩む作品のタグ付けを再考したところ、閲覧数が増えました。


今さらながら、タグの重要性を思い知った次第です。


追加したキーワードは「悲しい」。なるほど、「悲しい」気分を小説を読むことによって追体験したい人がいて、そういう人が読者になったと。


これまでタグを付ける時には、舞台設定だとかジャンルといった、物語の外側のものに関連するタグばかりつけていました。その物語を読むことによってどんな感情、思いを体験できるのかという部分はタグとしては打ち出してきませんでした。


これは致命的なミス。小説とは共感するエンターテインメント、という基本原則を忘れていました。


PVが伸び悩んでいるようなら、タグを再考するといいかもしれません。


甘いのか、辛いのか、すっぱいのか、甘酸っぱいのか、あまじょっぱいのか。


たとえば外国のレストランで食事をすることになって、メニュー名だけでは味がさっぱり想像できませんよね。材料名が連ねられてあっても、なじみのある材料なら味が想像できるけれど、外国の独特の調味料とか、もう想像不可能です。


あと「おいしい」と言われても。どう「おいしい」のか、知りたいですよね。

小説も同じで「どう面白いのか」が重要なんだと思います。


だから、タグで「悲しい」「ハッピーエンド」「バッドエンド」と、読後の味をあらかじめお知らせする。


そうすると、今日は「甘い」気分だとか、あえて「バッドエンド」の小説が読みたいという人に確実に作品が届きます。


書いた作品は読んでもらいたいですものね。

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