第2話の9 冒険は終わらない

GM : では数日後。

 シャキアの様子が気になって家の近くまで様子を見に来たりしてた数日後。

GM : 冒険者ギルドに現れたシャキア。

GM : その背中には大きな背負い袋が担がれている。

ダビデ : (あっ…)

GM : そして彼女は3人の元へ

シャキア : 「これ、立て替えてもらってた報酬」革袋をカウンターに置き、マスターと3人へ話しかける

マスター : 「いいのかい?もらっちゃって」

ダビデ : 「ぇ……僕…受け取れないよ…」

ダビデ : (見せるべきものを、自分の我儘で見せなかったと思っています)

ルタ : 「そうね、あくまで魔剣が見せた風景というだけで、私たちがあなたのお父さんのことに迫れたとは言い切れないし」

メア : 「その背負い袋は…?」

シャキア : 「あ、うん。旅に、出ようと思って」

ルタ : 「旅に? 宛はあるの?」

シャキア : 「あなたたちのおかげで、父の見てきた景色が見れた気がするの」

シャキア : 「それを辿るつもり」

ダビデ : 「……そう…」

メア : 「…お父さんを探しに行くんですね」

シャキア : 「あの人が何を想い、何を考えていたのか」

シャキア : 「あたし全く考えたこともなかった」

シャキア : 「カンジャトゥさんが、その機会をくれて、あなたたちが、力をくれた」

ルタ : 「そうなのね。私たちが切っ掛けや手掛かりになれたのなら、よかったわ」

シャキア : 「ううん。ありがとう」ルタをぎゅっと抱きしめる

ルタ : ハグを返します「(いつものふたりより、やわらかい感触)」

シャキア : 「あなたちに出会えたから、一歩が踏み出せたんだと思う」

シャキア : 「父にまた、会いたいと思えたんだと思う」

ダビデ : (まだ、シャキアの言葉を咀嚼しきれていない顔をしている)

シャキア : 「お金じゃ全然足りないと思うんだけど、今のあたしにはこれくらいしかできないから」

シャキア : 「…ありがとう、メア」メアをぎゅっと抱きしめる

メア : 同じくやさしく抱きしめましょう

メア:「…そのお金は、シャキアさんが持っていた方がいいと思います」

シャキア : 「ありがとう、ダビデ」ダビデを抱きしめ、頬にそっとキスをする

ダビデ : 「しゃ、しゃきあ……」赤くなって固まる


マスター : 「そうねー。うちは冒険者ギルド…なんだけど」そう言いつつチラと3人を見る

マスター : 「今依頼がなくて暇なのよねー」

マスター : 「いい依頼、ないかしら~」皿を拭いて片付けている

ルタ : 「ふふ、困ったわね。丁度いい『護衛依頼』なんかがあるといいのだけど……」

シャキア : きょとん?

ダビデ : 「…!そうだよ」

ダビデ : 「またなにか危険な目とか…あうかもしれないし」

メア : 「!」二人の様子を見て遅れて気づく

マスター : 「あらやだ。ここに依頼料が余ってるわね」さっき受け取った報酬の袋を見て

マスター : 「あなたたちどうかしら?」にっこり

シャキア : 「え、あ、え?それはこの前のほ・・・」

ダビデ : 「この前のは、失敗だから」きぱっと

ダビデ : 「だから、減額。そうでしょ?マスター」

マスター : 「いい報告、待ってるわよ」(^_-)-☆

メア : 「あ、あの! ボクのバイクでしたら二人乗りできるので!」そわそわ

ルタ : 「丁度いい額になりそうね、マスター」

メア : 「そ、そのえっと、 女の子一人じゃ危険だから……。隣町まででもよかったら…!」

ダビデ : 「まってて、すぐに支度してくるから…!」バタバタ

ルタ : 「私も荷造りしてこようかしら、待っていてもらえる?」

シャキア : 「あ、うん」おろおろとメアとルタに返事をする

ダビデ : 「メア、メア!テントどこだっけ?」2階から

メア : 「あ、あ! 僕も手伝いますー!」どたどたと2階へあがりましょう

ルタ : 「ありがとう、それじゃあ行ってくるわね。

……なんだか賑やかな旅になりそうで、ちょっと申し訳ないけど」準備に2階へ向かいます

マスター : 「3人をお願いね」ふふふ



GM : そうして、3人は新たな冒険の旅へと出発する。

 依頼者の少女を護衛し、父を探す旅路へと。。。


GM : Sw2.5『仮面の住人』これにて終了!


GM : おつかれさまでした!!!

ダビデ : ありがとうございました!!

ルタ : お疲れ様でした!

ありがとうございました~!

メア : お疲れ様でしたー!

GM : はふぅ~orz

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