第2話

学校なんて行きたくねぇ...!!


俺は女子にもパシりにされるほどの陰キャ。


「フトシ、おまえさ、

ちょっくらダイエットがてら、

コンビニ行って女の子用品買ってこいよwww」


「そんな...」


「男が女の子用品なんて恥ずかしくて買えない...エロ本買うより勇気がいるだろ...」


ボソボソ。


そんな小言も。

女子ボスのヤンキーは、さも、聞き捨てならないと言わんばかりに俺のこと睨みつけて、

煽りのポーズをしてくる。

腕を組みつつ言うことには。


「ブタが人間の言葉、喋ってんじゃないのよ!ほら!さっさと行ってきなさいよ!」


「じ、じゃあ、お金...」


「は?お金?そんなん自腹切っときゃいいっしょ!」


「そんな...」

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