名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します

@kalula

プロローグ 運命を変える拾い物

「きゃはは。 きもーい」

「マジうざーい。きも男ちゃんおもしろすぎ」

「きもきも。 きもすぎー」


 俺は女子たちにイジメられていた。

今は放課後の掃除の時間だが掃除当番の他の女子三人は掃除に参加せずに俺をいじめているだけだ。

 本当にバカな女だ。

三人とも顔は可愛いが性格は終わっている。


「じゃあゴミ捨てに行くから!」

「いっといでー。帰ってこなくていいぞー」


 そんな言葉を掛けられながら俺は教室を出てごみを捨てに行く。

俺は暁 大地(あかつき だいち)。 高校2年生だ。

 少々陰キャなせいで女子にイジメられている。

本当にバカな女だ。

 そう思いながら俺は俺は校舎裏のゴミ捨てスペースにごみを捨てる。


「ったく。何で俺がこんなこと」


 思わず愚痴る。

だがそんな時だ。

 ゴミ捨て場の隅で一冊のノートを見つけた。

新品なそのノートはとてもじゃないがゴミとは思えなかった。


「何だこれ……お漏らしノート? 何だこれフザケテンノか?」


 ノートの表紙には堂々とお漏らしノートと書かれている。

ただのゴミと思うが、何となく俺はそれが特別なもののような気がしてゴミ捨て場から拾い持ち帰ることにした。



 教室に戻るといじめっ子三人組は既に帰っていた。

まあノートを見られても面倒なので好都合だったかもしれない。

俺はノートをカバンに入れると下校し家路へとついた。



 家に帰ると制服から私服へと着替え、そして早速ノートを見てみる。

ノートは普通の想定で表紙にはお漏らしノートと書かれているがそれだけでそれが異質な点以外は至って普通のノートだった。

 ページを開くと表紙裏の1ページ目にだけノートのルールがびっちりと書かれていた。


ルール

1:相手の名前と顔を知らないと効果は無い

2:名前を書いた後に細かな日時と状況を書くとその通りになる。何も書かなければ名前を書いた60秒後にお漏らしとなる。

3:対象のお漏らしの日時の指定は書いた日から最大13日以内までに限られる

4:同一の人物を何度も書くことは出来る。ただし一度漏らさせると次に漏らさせるまで130分以上間をあけなければならない。

5:ノートに一度書いたことの取り消しは不可能。破ったり文字を消したりしても取り消せない

6:ノートを破り切れ端に書いてもノートの効果は変わらない。


 他にも色々書かれているが最初に目についたのはその6項目だった。


「何だこれ? 某漫画のパクリみたいだな。 まあ死なないだけいいけど。 でもこれマジか。イタズラな気がするけど……試してみるかな」


 俺は自室のテレビをつける。

ちょうど生放送のニュースをやっている。

 アナウンサーは美人女子アナウンサーの澤井 雪子だった。

年齢も23歳と若くそして美人だが可愛い。 そんな感じで凄く人気だった。


「まだ時間はあるか。 じゃあ……澤井雪子っと。最初だし普通に漏らしてもらえばいいか」


 俺は冗談半分にテレビに映る女子アナの名前を書いた。

本当なら60秒後に漏らすがどうなんだろうか。


「CMに入るのだけは勘弁してくれよ。えっと……あと10秒か」


 未だテレビに映る女子アナに変化はない。

やっぱ偽物か?

 そう思ったが丁度60秒で変化は起こる。


「明日の天気は……あっ、いやっ、ああああぁぁぁ」


 それは突然だった。

急に動きが止まったかと思うとスカートの前に染みが広がり、そして一気に決壊し水溜りが足元に広がっている。


「ああ、どうしてぇ」


 そんな言葉を最後に級にテレビ画面は暗転し非常事態ようの臨時映像に切り替わる。

だが確かに漏らしていた。


「本物なのか?」


 そのノートに俺は驚きを隠せずにいた。

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