第3話 クルマの装備のエトセトラ~一度も使いませんでした~

クルマの装備のエトセトラ ~一度も使ったことがない装備~


 ワシの「SJフォレスターXT」は、2013年式で来年に4回目の車検を迎えます。つまり8年間も所有しているのですが、一度も使ったことがない、あるいはちょっと使ってみてそれ以来使ったことがない装備が多々あります。それらについてちょっと紹介したいと思います。なんで使わないのかって?うーん。結論から申しますと使うことがなかったからでしょうかね。


文章が下手でわかりにくいと思いますので


●・・・ほとんどつかったことがない。

△・・・微妙

○・・・あってよかった


で評価してみました。あくまでもワシの私見にすぎませんけど。



●「ヘッドライトウオッシャー」

 たぶん、ワイパーレバーをどうにかすると、フロントバンパーのところからトイレのウオシュレットのようなノズルもたいなのがニョキニョキと出てきて、その先端からシューっとウオッシャー液がえらい勢いで噴出してヘッドライトの汚れを洗い流してくれる装備です。

 運転席からは見えないし、出ているところを見たこともないし出してみたことも使ったことも一度もありません。たぶんヘッドライトがLEDで発熱量が少ないので、ヘッドライトに着いた雪や汚れを落として光量を確保するためのスバルの良心が感じられる装備なのですけど、あんまり困ったことがないので使ったことがありません。


●「ワイパーデアイサー」

 たぶん、リアの熱線のスイッチと連動していて、フロントガラス下部の熱線が温まり、凍結したワイパーを溶かしてくれるまたは凍結を防止してくれる装置です。これもスバルらしい装備っちゃあ装備ですね。でもワシの住んでいる場所はそんなに冷え込んだこともないし、夜は車庫に入っているしスキーも行かんし(←できない)で、一度も使ったことがありません。でもあるといざというときに安心だと思います。


●「ドライブモードの「S」と「S#」」

 ハンドルのところについているスイッチで、走行モードを3段階に切り替えられるようになっています。はじめはすごいのうと思ってちょくちょくやっていたのですが、特に必要を感じることがなくて、いつも「I」モードのままで乗っています。だいたいスバルの誇る水平対向280馬力の直噴エンジンですので、普通の「I」モードでも十分に速いので、「これ以上速くしてどこを走るの?」と思ってしまいました。

 たしかに「S」モードでもものすごく速くなり「S#」にしたら感覚としたらGT-Rみたいになりますので、ワシの腕では制御不能です。でも面白いことは面白い。CVTと総合制御していますので、ウソみたいに高回転を積極的に使うスポーツカーのエンジンのようになります。みんなビックリするのですが、最近の人は飛ばすと「ドン引き」になりますので、使わなくなってしまいました。


●「リアフォグランプ」

 フォレスターの場合は、片側(右側)だけ点灯します。目に刺さるような明るさなので、しかも高い位置にあるので、点けっぱなしだとたぶん大迷惑になりそうな気がします。後続のドライバーに気を遣ってあまりつかったことがありません。だけど濃霧で悪天候とかの状況では威力をはっきするのだろうと思います。


●「LEDフォグライト」

 はっきり言ってダメですねえ。LEDの白いフォグライト。スバルらしくないというか暗いくて雨や雪の時に役に立たんのんです。点けてもあんまり前方の明るさが変わらんような感じがします。

 ワシはフォグライトは流行りのs「白」よりも「黄色」の方が役に立つと認識しています。光の波長の関係で黄色の方が見えやすいことをイヤと言うほど感じました。

 ついでにキューブのオプションで4万円もした白いハロゲンフォグ。これも暗くてまったく役に立ちませんです。

 今までのクルマで一番良かったのが三菱の純正の黄色いフォグでした。「デリカD5」はもちろん「変な顔ディンゴ」でさえフォグが明るくて見えやすくて大好きでした。雪でも雨でも夜でも嵐でも、ぱっと点けると前が見えやすくなってとても安心感がありました。それから意外と明るくて良かったのがスズキのハロゲンフォグでした。ワシはハスラーを買うとき、お金がもったいなかったけど安全のために装着済みのLEDフォグをオプションの黄色のハロゲンフォグに付け替えてもらいました。

 ワシ、思うのですが、最近の純正フォグはファッションに走りすぎて実用性を犠牲にしているような気がします。危ないど。そんなんじゃあ。


△「オプションのデイライト」

 ワシが一番気に入っているのは、スイッチでON―OFFできることです。貧乏性のワシにとって、Z34のようにつけっぱなしとか抵抗があるのですが、基本的にOFFのままになっています。でも滅多に走らん高速とか悪天候の日とかは安全のために点灯するようにしています。


○「シートヒーター」

 妻には大好評みたいですが、基本的に暑がりの貧乏性のワシはあまり使ったことがありません。バッテリーが痛みそうなので。でも冬の朝とかは、エンジンが温まるまで重宝します。あってよかったのうとは思っています。


○「オートワイパー」

雨を感知して自動的に動くワイパーです。よく考えたらすごい装備です。これは便利ちゃあ便利ですけど、最近までオートモードがついていることを知らずに手動で動かしていました。なんのこっちゃ。


◎「アイサイト」

買った当時はオプションで10万円でした。慣れるまで非常に使いにくかったのですが、慣れてしまえばこれほど便利で安全な装備はないのうと確信しています。ときどき間違えて警報を出したり、逆光のときに「制御が無理!解除します」とか妙に人間らしいアイサイトバージョンⅡですが、使っていくうちにだんだんと制御が上手になってスムーズに動かしてくれるようになりました。鉄腕アトムみたいに学習機能があるのでしょうか。でもさすがスバルの誇るアイサイトです。8年たっても古さを感じないばかりか、今の他社のクルマについている運転支援システムよりも優れていると思います。

 これはつけて大正解だったと思います。特に高速使って遠出するときは疲れがまったく違いますから。


 他にも「左右独立型のエアコンパネル」やらなんやらかんやら装備満載ですが、使う使わないは別として、それぞれの装備にスバルの安全に対する考え方というか良心が感じられます。これだけついて300万未満だったと記憶していますが、価格も走りも何よりも安心感も万能性も兼ね備えたクルマは初めてだったので、ワシはフォレスターが大好きになりまして、今までのどのクルマよりも長く所有しているのです。確かに「華」はないですけどね。


最後に、はっきりいってまったく使わなかったのは、あるいはほとんど使っていないのはひとえに「ワシの貧乏性」に依るものですので、フォレスターやスバルの方々のは何の罪もない、あるいは所有する方や使用状況によってはたいへん有効な装備だと思いますのであしからず。


それから最後の最後になりますが、本当にまったく微塵も使わなかったのは・・・。


「Z32のTバールーフ」でした。


はっきり言ってワシは根性がなくて、また取り外しが面倒だったので一度も開けて走ったことがなかったのです。あっ。洗車のあとはちゃんと取り外して拭いて水を切っていました。

 開けて走ったことがないのでどんなに爽快なのかは不明です。

 それから・・・。ええことを教えてあげましょう。

 屋根が開くクルマって、女性には想像以上に不評ですよ。(泣)




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