第6話 ハロウィン編/かぼちゃのお酒で酔わせたい

「かぼちゃのお酒ね…」

「ジャックオーブラストだって。ラム酒にカボチャフレーバーを入れてるそうよ。ロックでいい?」

「貰うよ。…甘いな」

「私たちより甘い?」

「…どうかな?」


宅飲みに誘ってきたのは彼女。それを知ってて飲んでるのは私。だってお酒のせいにしたかったから。

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