ドールマスター

シルキー

第1話 女神様に呼ばれる①

形成創志(カタナリソウシ)は白い空間に居た。ここはどこだ?そう言えば俺はビルの下敷きになったはずだ。突然の直下型大地震でビル崩壊現場に居合わせ瓦礫きに埋まったのだ、そこまでは記憶がある。まあどう考えても死んでいるよな。

だが今は意識がある。ここはなんだ?天国とかいう所か?そんなことを思案していると急に鈴のなるような心地よい奇麗な声が聞こえてきた。


「カタナリソウシさん、あなたをここへ召喚したのは私です。」


と、目の前に透明感のある輝く水色の髪色をした、この世のものとは思えないほど神秘的で奇麗な女性が現れた。


「ええと、どちら様ですか?それにこの白い空間は?」

「奇麗だなんてそんな・・ありがとうございます。私の名はエリス、これから貴方に向かって頂きたい世界を創造したものです。この場は一般的に神域と呼ばれる私のプライベートルームのようなものです。」


えっ?この女性心が読めるのか。と言うことは口開かなくても会話できるのか?そういう訳にもいくまい。とりあえず質問してみるか。


「世界の創造とは、つまりあなたはこの世界の神様なのですか?」

「創造主がそう呼ばれるとしたらそうなのかもしれませんね。」

「なぜ俺がここに呼ばれたのでしょう?また神様の目的は何ですか?」

「神様だなんて呼ばないで、エリスと名前で呼んでください。。」


女神様を見てみると、何かもじもじしている。           


「それでは改めましてエリス様、どうしてなのですか?」

「えっ?ああ、魂の波長が合ったからです。引き寄せられたと言った方がいいでしょう。目的は私の創った別の世界に行ってみませんか?というお話です。嫌ならば断わってくださっても結構です。ただ、既に貴方は地球ではお亡くなりになっており地球には戻れません。」


なるほど、これがラノベとかで有名な異世界転生というやつか。地球ではもう俺死んでいるみたいだし、理不尽な災害で突然死んだ身としては続きが生きられるなら別にいいけど。少し考えてみるか・・。



いつも楽しく皆様の作品を読ませて頂いております。この度自分でも書いてみたくなり投稿してみました。誤字脱字誤用等々色々と不手際があるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

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