行き場がないロシア美少女JKを、3ヶ月間だけ自室で世話する。淡雪の妖精のような裸体を、生活費の代わりにイチャラブ味わう

ハーーナ殿下@コミカライズ連載中

第1話ロシア人美少女を拾う

 ある雨の強い夜。

 ブラック企業に勤める清水ケンスケは、長い残業を終えてアパートに帰宅する。


 ◇


 だが俺の部屋の前に、誰かがいた。

 ずぶ濡れの銀髪の外人、少女が部屋の前で座り込んでいたのだ。


「おい、お前。そこで何している? 空き巣か?」


 畳んだ傘の先を、相手に向ける。

 相手は16歳くらいの少女だが、油断はできない。


 何しろここ数日間。

 この地域では外国人による窃盗団が出没していたからだ。


「ち、違います。雨から逃げていた、だけ。わたし名前リリア、怪しくない。ロシアからの留学生、高校1年生です」


 リリアと名乗る女子高生は、両手を上げて無実を表明してくる。

 よく見るとずぶ濡れの服は、この辺の高校の制服だ。


 あと、たどたどしいが一応、日本語は話せるようだ。


「雨宿りしていただけか? ん? というか、お前、なに人様の晩飯を、食ってんの⁉」


 部屋前の宅配ボックスの中に、空のチーズバーガーセットの残骸があった。


 宅配サービス注文していた俺の晩飯を、このロシア人の少女は食いきっていたのだ。


「ご、ごめんなさい。昨日から、何にも食べていなく、つい……」


「なにが、ついだ⁉ とりあえず部屋に入れ! 説教だ!」


 くそったれの残業と突然の大雨。

 更に空腹のトリプルコンボで、俺の怒りはマックス状態。


 自室の中に華奢なリリアを、興奮しながら推し入れていく。


「――――つうか、お前、スゲー、ずぶ濡れじゃん⁉ ちっ……とりあえず熱いシャワーを浴びろ!」


「え……で、でも……」


「早くしろ! バスタオルはこれ! 説教はその後だ!」


 説教中に風邪でも引かれたら、外交問題と賠償責任にもなりかねない。


 リリアを無理やり風呂場に押し込み、シャワーを浴びさせる。


「あっ……コイツの着替えがないと、マズイな」


 着ていた制服と下着はずぶ濡れ。とてもじゃないが着れらない。


「ちっ……俺が持っている服の中で、洗濯したばったの服は……これしかしかねぇな」


 洗濯して乾いたばかりの、男物の短パンとタンクトップ。

 脱衣所に置いて、制服が乾くまで着替えるように、一方的にリリアに伝えておく。


「次は制服を乾かさないとな……ちっ。どうして俺が窃盗犯の服を、乾燥させなきゃいけないんだ」


 ずぶ濡れの制服と下着を洗濯機に放り込み、そのまま乾燥モードをスタート。

 これで30分もしたら、だいぶ乾くはず。


「ちっ……怒ったら、余計に腹が減ってきたな」


 冷蔵庫の中を開ける。

 だが中にはソーセージやつまみ、缶ビールしか入っていない。

 本当は炭水化物が、チーズバーガーセットが食べたい気分だ。


 でもないモノは仕方がない。

 とりあえずソーセージだけを、ビールで腹に流し込んでいく。


「くっ……酒を飲んだら、なんか余計に腹が立ってきたな。これもあのクソ部長のせいだぜ……」


 アルコールが入って、感情の抑制が弱くなったのだろう。

 今回のことには関係ない上司、今日の残業の根源の部長の悪口まで出てきた。


 そんな時、第二の怒りの根源、窃盗犯の声が聞こえる。


「……す、すみません……私の制服と下着、どこ……?」


 窃盗犯、短パンとタンクトップ姿のリリアは、脱衣所から出てきょろきょろしている。


 消えた自分の制服を探しているのだ。


「お前の服は――――乾燥中だ。有りがたく思え! 乾くまえ、あと20分待て。そして、そこに座れ! 事情聴取と説教をしてやる、リリアとやら!」


「――――っひっ⁉ は、はい……」


 怯えながらリリアは座布団に正座で座る。

 正座で座るあたり、元々は真面目な性格なのだろう。


 だがそんなことでは俺の怒りは収まらない。事情聴取していく。


「さて、尋問する。どうして、俺のチーズバーガーを盗み食いした? 理由を言え?」


「昨日から何も食べてなくて……美味しそうな匂いにつられで、つい……ごめんなさいです」


 今回の事情。

 リリアは空腹で倒れになり偶然、このアパート前に雨宿り避難した。


 そんな時、胃袋を刺激する香りがしたと。

 そのため宅配されたばかりのチーズバーガーセットに、思わす手が出てしまったと自供してきた。


「そういうことか……ところで、どうして何も食っていなかった? 家は? 家族は、どうした?」


「家はありません……ホームステイの会社に騙されて、昨日からホームレスです……」


 たどたどしい説明は続く。

 なんでもホームステイ斡旋会社に、リリアは詐欺にあったという。


 彼女が地図に従って行った先は、完全な空き地だった。

 更に会社の電話番号も普通になっていたという。


「失敗してしまいました……」


 話によるとかなり格安で、怪しい斡旋会社を使っていたのだろう。

 そのため確認作業もなくロシアから来たリリアは、いきなりホームレス状態になったのだ。


「詐欺にあったのか……それならロシア領事館に行けばいいだろう?」


「そ、それは困ります! 今、強制帰国する訳にいけないです! わたし、今回の留学がラストチャンス。三ヶ月間、絶対に日本で勉強していきたい!」


 リリアは真剣だった。

 どうしても日本で勉強したいことがあるのだろう。


 だから“領事館に駆け込んで強制帰国”は選択してなかったのだ。


「なるほど、詐欺にあったのね。はぁ……」


 格安で怪しい斡旋会社を使ったとはいえ、かなり可哀想な話だ。

 チーズバーガーセットを食われた怒りも、かなり小さくなってきた。


 ――――ピー、ピー♪


「あ、乾燥も終わったな。事情聴取も終わったら、制服着てもう帰っていいよ、アンタ。フィニッシュして、意味わかる?」


 だから部屋から追い出すことにした。

 可哀想だが事情がかなり面倒くさそう。


 これ以上リリアに構わない方が吉なのだ。


「そ、そんな⁉ 追い出さないで⁉ こんな大雨の中、出されたら、死んじゃいます、私⁉」


「ああー、そうかもねー。死なないように頑張ってねー。はい、どうぞー」


 他人の面倒くさいトラブルを、俺は何よりも嫌だ。

 野良猫を追い払うように、リリアに乾燥済みの服一式を投げ渡す。


「お、お願いいたします! 少しの期間でいいので、ここに置いてください! 何でもしますから!」


「……『何でもします』だと?」


 その単語に俺は耳がピクリと動く。


 世の中にある言葉の中で『俺が嫌いな言葉のランキングトップ10』に入るワードなのだ。


「はい、何でもします! だから置いてください!」


 またリリアはワードを使ってきた。


 収まった俺の怒りゲージが、また一気にマックスなってしまう。


「それなら“抱かせて”もらおうかな、リリアの身体を?」


「身体を抱かせる?」


 意味が分かっていないのだろう。リリアは首を傾げている。


「エッチさせろ、って意味。セックスさせろ、の意味だ! ドウー・ユー・アンダースタンド?」


「――――セ、sex⁉」


 ようやく意味を理解したのだろう。リリアは顔を真っ青にさせる。


(ほら、でた。だから『何でもします』っていう言葉は、俺は嫌いなんだよ、まったく……)


 世の中の恵まれた連中は、『何でもします』の本当の意味を理解して使っていない。


 たかが身体も差し出す覚悟もない連中が、そんな言葉を使うとムカムカするのだ。


 どうせこいつも、真っ青な顔のリリアも同類。

 何の覚悟もなく勢いだけで懇願してきたのだ。


 ――――だがリリアの次のセリフは、俺の予想を大きく上回り。


「わ、分かりました……この身体、抱かせます、あなたに。だから、ここに置いてください」


 なんとセックスさせろ、という俺の要求を飲んだのだ。


 しかも、どこで覚えてきたか分からないが、深々と土下座をして懇願してきたのだ。


「――――っ⁉ マジかよ……」


 女子高生とセックスができる!


 そう興奮して、思わずリリアの顔をマジマジ見てしまう。

 今まで怒りで、ちゃんとこいつの顔を見ていなかったのだ。


(こ、こいつ……すげぇ美少女じゃん……)


 今、目の前で土下座しているのは、絶世の銀髪の美少女だった。


 透き通るような白い肌に、あり得ないほど長いまつ毛。


 街を歩けば誰もが振り返る、妖精のようキュートな容姿の持ち主だったのだ。


(し、しかも、こいつ……身体も……)


 男の物の短パンから、すらりと伸びた白い太もも。


 タンクトップからは、真っ白な肩と細い腕も見えていた。


 細めの女子が好きな俺にとって、それだけ性欲をそそる光景だ。


(それに……こいつ胸も……)


 土下座するリリアの胸元、ぶかぶかのタンクトップの隙間から胸元が丸見えだった。


 真っ白で柔らかそうな乳房と、小さいくピンク色の乳首がまる見えなのだ。


(こ、こいつ……胸、けっこうあるんだな……)


 背は低めでモデルのように細いので、胸はまな板だと思っていた。


 だが実際に胸の大きさは予想以上で、Cカップ以上はあるだろう。


 美乳派な俺にとっては理想の大きさと形だった。


(この身体と顔を、俺が自由にしていいだと……ごくり)


 思わず唾を飲み込んでしまう。

 外国の女とエッチはしたことがないが、間違いなくリリアはトップクラスの俺好みの身体つき。


 そう思うと急に股間が熱くなる。


 この胸に思う存分しゃぶりついたら、どんな味がするのだろうか?


 モデルのように細い身体の下半身、秘部はどういう味がするのだろうか?


 リリアの秘部の味……『ロシア人のマンコの吸い付きは、日本の女とは別次元だぜ!』と昔見たアダルト動画の男優のセリフが頭を駆け巡る。


 多くの要素が加わり俺の下半身は、一瞬で興奮状態に到達してしまう。


「……ああ。分かった。置いてやる」


 だから了承する。

 部屋に置いてやる代わりに、抱かせてもらうことにしたのだ。


「あ、ありがとうございます! えーと……」


「ケンスケだ」


「ありがとう、ケンスケ! 本当にありがとうございます、神さま仏さまケンスケさま!」


 どこで覚えてきた分からない日本語で、リリアは何度も感謝を述べてくる。

 本当に嬉しそうに、俺に感謝してきた。


「ああ、日本じゃ、そういうのは一回いいから。それじゃ、そこのベッドに横になって。抱くから」


「――――っ⁉ は、はい。よろしくお願いいたします……」


 性行為が始まると知り、リリアは急に大人なしなる。


 短パンとタンクトップ姿のまま、おそるおそるベッドに向かっていく。


 そのはかなげな後ろ姿は、今から押し倒したくなるほどエロスに満ちている。


 おかげで俺のペニスは更に膨張。

 スーツパンツをパンパンに膨らませていた。


(さて、やるか! でも外国の女の子は……今どきの女子高生なんて、どうせ何人ともセックスしまくり、ヤリマンなんでしょ? それなら俺もせいぜい楽しませてもらうとするか……)


 ◇


 ――――だがこの時の俺は知らなかった。


 リリアは一度も性行為をしたことがないことを。


 フレンチキスすらしたことない真性な処女だったことを。


 こうして雨音のが響くなか、乙女なロシア人の美少女リリアを抱くことになった。

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