agglescent ―アグレセント―

にっぱち/たそがれ

地球外生命体対策部隊の配備及び人員育成に関する実行計画書

          令和9年12月18日 閣議決定



1.はじめに

 1.1本計画の趣旨

 1.2計画期間等


2.地球外生命体対策部隊設置に際する自衛隊部隊の再編成

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1.はじめに

 1.1本計画の趣旨


 2024年(令和6年)8月15日に、地球外生命体(以下「アントル」と呼称する。)による世界同時襲撃事件が起こった。

 これを受け、世界中でアントルに対する攻撃行動を開始。本国も緊急事態措置として自衛隊及び駐屯アメリカ軍兵士を直ちに出動し、本国のアントルに対する攻撃行動を開始、約2年近くの歳月を経て、2026年(令和8年)11月24日、地球に上陸したアントル全ての撃退に成功した。


 アントルによる世界同時襲撃事件に伴い、令和9年1月25日に行われた国際連合総会にて「各国への地球外生命体対策部隊の配備及びその人員育成」(第17回緊急特別会期決議資料参照)に関するガイドラインが制定、加盟国全193ヶ国がこのガイドラインに従って自国への軍整備へと動き出した。


 本国においても、アントル課の設置に伴いアントルへの対策部隊に準ずる自衛隊の配備を進めていくとともに、隊員の配備の為の準備を日々進めてきた。


 本計画は、2025年(令和7年)に改正後の自衛隊の任務、自衛隊の部隊の組織及び編成、自衛隊の行動及び権限、隊員の身分取扱等を定めることを目的とする法律(昭和29年6月9日法律第165号。以下「自衛隊法」という。)に基づき、本国における陸海空自衛隊に準ずる新たな「特別自衛隊」の編成、及び特別自衛隊に所属する人員の育成を目的とした教育施設の建設を進めるとともに、特別自衛隊に所属する人員を急速かつ計画的に確保する為に制定するものである。


 本計画に記載された施行の方向性自体は特別自衛隊の編成後においても変わるものではなく、より強力に推進していくべきものである。ただし、本計画にはアントルやAssistAntolEleminateSystem(以下AAESと呼称する。)について未だ不明瞭な部分に関する記述も含まれるものであり、全容が解明された暁には、改めて本計画の見直しを検討する。

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                令和10年6月25日 改定

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