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  • 死神と少年への応援コメント

    『フランダースの犬』を悲劇と観ると、物凄く意地悪なお話にみえるのですが、ネロとパトラッシュの視点に固定すれば、祝福へと至った安らぎの物語だと思えるのです。もっとも、周囲は彼らを卑俗な世界に引き摺り戻したく、無惨だ可哀想だと叫ぶのですが。

    死神は、死を与えることができても、生は奪えない。
    生は、光を求めて進み続けるもの。このお話、私には安らぎの物語だと思えました。面白かったです!

    作者からの返信

    呪文堂さん、お読みいただきありがとうございます!

    面白がっていただけて、良かったですよー。
    みじめな子供とか書きながら、ああ、そうだったんだなあと自分で納得してたんですよ。何のことかと言うと、酒乱がいる家庭の子供の心境っていうのは、実感なんですね。だから、ジョイが可哀そうで悲しくてちっともお話を楽しめない、って思う人もいるだろうなあー、と思っていたのです。

    魔族の部分はもう、ファンタジーなんですが……これがないと、笑う事ができないんですよね。物語としては……明るく終わりたかったんです。それが無いと、書いててもしんどいですからね。