鞭をこよなく愛する思いが伝わる物語 ビシッ!

「鞭が好きっ、でもあなたたちが思ってるのとは違うの、誤解しないでね!」

という誤解をはらすべく書き出した物語が、更なる誤解を生みだし、あまつさえ鞭作家というポジションを確立させてしまったという問題作。

わたしはこの作者さんのファンであり、その作品群をこっそりと生ぬるく見守っていました。
この作品はその中でも自伝的な異色作です。
コメディーたっぷりに、まだ女子高生だった彼女が見た妙な大人たちの世界を毒舌たっぷりに語っています。

まぁ文句なしに面白いです!

その他のおすすめレビュー

関川 二尋さんの他のおすすめレビュー1,614