第9話 異形の化物

どこだここ…?いや、それよりも…


「なんだ…?これは……」


『グギャァァァァ‼』

『ゴルゥゥゥゥゥ‼』

無数の異形の化物たちがいた。


「くく…どうですか?私の傑作たちは!?」

「最悪だ…」

「やはり、わからない人たちにはわからないんですね…」

このバコルとか言う男「やれやれ」なんて吐かしてやがる

とりあえず逃げなければ!


「【月道ムーンロード】!!」

俺は月道を使った。だが…

「…!?何故現れない!?」

そう。月道が現れなかった。


「……当たり前ですよ?ここに逃げ道なんてないんですよ!!唯一ここから出るには私を”殺す”しかないんですよ!!」

こいつ…!


「ならば殺すまで…!【月華】!!」

俺の後ろで月華が咲く。

「行くぞぉぉ!!【月の華弾ムーンバレッド】!」

ドドドドドドドド‼と戦場が荒れ狂う。

しかし


「効かないぞ!ぎゃっははは!『ガードタートル』!こいつは何人たりとも傷1つつけれるわけがないのだよ!」

何だと…!?


「ならば最高火力だ!【月光ムーンライト】!!』

光が差し込み、ミサイルのような物が落ちる。

そして、大爆発。

ドガァァァァァン!!!!


「やったか!?」

「……兄さん…あれ……」

「っ!?」



それでも……『ガードタートル』は無傷だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る