第一章 覚醒

プロローグ 無能な能力者

……はぁ、つまらない。

唐突だが俺、凛道月火はこの腐った世界が嫌いだ。

なぜかって?そんなの簡単だ。

この世界には『強い能力を持つものが上に上がれる』と言うおかしな法律が流通しているのだ。

なぜ強い能力を持つものだけが美味い思い出来るんだよ……と心底思う。

憎たらしいほどに思うわけだが…

なぜここまで俺がこのルールを嫌っているのか…


それは俺も『能力者』だからだ。


ならなぜ憎たらしいほどに嫌ってるのかって?

まず大前提だが、能力が『強い者』が上に立てるのだ。

そしてこんなことを言ってる時点でわかると思うが、俺の能力は……………弱い

弱いのだ。


能力が出現した当初は素直に嬉しかった。

だが能力名を見て頭にハテナが浮かんだ。

能力【封】だったのだ。

………いやどう言うことだよ!!

なんだよ封って!どう使うんだよ!

その時に俺は絶望した。この話が小学5年生のときの話だ。


そして中学に上がると何故か俺の能力を知っているやつがいた。

そいつは憎たらしい笑みを浮かべて、

「よぉ、お前が無能か?冴えねえ顔してんな。」と、第一声だ。

俺は沈黙した…悔しかった…

それから俺はイジメの対象となった


あるときは教科書を隠されたり、体育館裏に呼ばれてリンチにあったりした。

周りの奴らは、見てみぬふりをした。

先生に関しては、「弱いあなたが悪い」などと吐かしやがった。

だが、それでも俺は耐え続けた。



ただ1つの光を胸に。



小学6年生の妹がいた。

妹の名前は凛道 陽火(りんどう ようか)。

とても元気で愛らしい存在。俺とは真逆の存在だった。

陽火だけは俺を見てくれた…信じてくれた…

陽火だけは………

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どうも!皆さん始めまして!初心者の懺悔と申します!えっと、思いつきで書き始めたんですが、どうしたらいいのかよく展開が思い浮かびません!笑

至らない点もあると思いますが!レビューや応援コメント、アンチコメントを待っています!これからよろしくお願いします!!

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