もやもやすることを、一気に笑いにしてくれる魔法のエッセイ

画面の向こうから、語りかけてくれるかのような語調。一作だけのつもりが、ついつい連作のエッセイを読んでしまった。それぐらい、読み手を引き込む筆力!ああ、この作者の小説も読みたい、今すぐ読みたい、この誘惑を振り払うために、ありったけのエネルギーを駆使しなければ。言葉の響きとセンスのよさが光るエッセイ。年齢、性別を問わず、誰の心にも魔法をかけてくれる。たまきみさえ様、今後も、書いて下さいね。ビタミン不足の私の心を潤すべく。