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  • 💋への応援コメント

    不思議な物語ですね。
    世界観もそうだけど、(面倒な?)お客さんの発言にも「何を言ってるんだろう」と読んでいて首を捻るところがあって、でも「メモリーの消去」が出てきてやっと「ああ、そういうことか」と明らかになったり……
    最後の作者さんのモノローグも、実際の作者さんのようでもあり、あくまで作中のお話のよでもあり……
    とにかく独特の雰囲気、楽しませて頂きました

    ロボットに対する暴力は、あちこちで倫理に関わる話題になっているようですね。
    私の読んだ海外の記事でも、大阪大学の先生が造った自分そっくりのロボットに関して、人間には礼を示す一方でロボットはぞんざいに扱っていいのか、とか、子供が生きている犬は可愛がっても、一方でロボット犬には暴力を振るうのはOKなのか、といった疑問を提示しているものがありました。
    私自身は「生物相手でもロボット相手でも、どちらも暴力はダメでしょう」と思いますが。

    長文失礼しました。
    とにかく、面白かったです。
    作者様の別の作品も読ませて頂きます。

    作者からの返信

    応援コメント、星もありがとうございます!

    海外の論文について知らなかったので、非常に興味深くコメント読ませていただきました。私もロボット(人型でもそうでなくても)に暴力を振るう人間とはお近づきになりたくないのですが、電源の入ってない状態で梱包する、といった状況は受け入れられるので、そのあたりの線引きは難しそうです。

    お立ち寄りいただきありがとうございました。

  • 💋への応援コメント

    初めまして、斑猫と申します。
     興味深いお話でした。
     ただ一つ気になったのは、遊女型ロボだけではなく、陰間とか美少年型のロボもいないのかなと思った所ですね(ゲス顔)
     遊女がいた時は、男色も盛んだったみたいですし。

    作者からの返信

    斑猫さま応援コメントありがとうございます。もちろん美少年も美中年も美老人もいるのですが(ドラゴン遊女ロボがいるくらいですし)、今回は女の見た目のロボの話にしました。

  • 💋への応援コメント

    企画参加ありがとうございます。

    拝読しました。
    感想はとにかく、深いです。
    ヨシワラ部分のロボットの描写、施設の描写、いろんな部分に考えさせられました。

    終盤の書き手目線も、何だか深いなあとおもいました。

    作者からの返信

    素敵な企画ありがとうございます。深いですかね、お褒めいただき嬉しいです。レビューまでありがとうございます!

  • 💋への応援コメント

    シンプルな一機をお持ち帰りしたいですが、そういうオプションは対応していますでしょうか。

    とまあ、さまざまなオプションが想像を刺激してくれてヨシワラがロボット産業の一大聖地へと駆け登る歴史観が興味深かったです。
    ロボットの苦悩を描くのか、と思わせておいての急展開。なんか見透かされたような気がしてドキッとしてしまいました。
    想像して文章を書く難しさを再認識させられます。
    でもやっぱり一機お持ち帰りしたいです。

    作者からの返信

    ご来店ありがとうございます。当店のロボットを製造している工場にお取り継ぎいたします、なんて(笑)

    世界観を気に入っていただき嬉しいです。星に応援コメントにありがとうございます。励みになります。

  • 💋への応援コメント

    「幼児に欲情しようが、殴りつけて興奮しようが、靴下をしゃぶしゃぶにしようが、相手がロボットなら問題ない」←確かにそうですね!

    現実でも、ヨシワラにロボット風俗が出来る日も近いかもしれないですね。

    作者からの返信

    応援コメント、星にレビューまで! ありがとうございます! 現実的なロボット風俗を考えた結果、こうなりました。お褒めいただき嬉しいです。

  • 💋への応援コメント

    吉原とロボットの融合が予想以上に本格的で、あちこちにクスリとできるネタも仕込んであって大変面白かったです。
    いわゆるセクサロイドというのはいつか本当に実現しそうな気もしますが、ロボットのAIが人間に近づくにつれ、倫理的な問題を唱える人も多く出てくるのかもしれず……遊女ロボットが使用のたび記憶をリセットされるというあまりに虚しい取り決めも、割とそのあたりへの対処として生まれてきたのかな、なんて考えました。
    後半の視点転換も面白く、文字数に比して読み応えのあるSFだったと思います!

    作者からの返信

    応援コメント、星もありがとうございます。お褒めいただき恐縮です。実際に遊女ロボットができたら、倫理的な問題は避けて通れないと思います。一回できてしまったら廃れることはなさそうですし。

    温かいコメントありがとうございます!

  • 💋への応援コメント

    拝読しました。とても面白かったので、頼まれてもいないのに感想を置いていきます。

    最初に読みながら「この作品は誰の視点で書かれているんだろう」という疑問が浮かびました。「紅椿」の視点というには設定描写が多いし、第三者の視点(いわゆる神の視点)の割にはかなり思想が含まれているような……

    しかし、ライターの視点であるとわかった途端めちゃくちゃ納得しました。突然文章全体にリアリティーが浮かび上がる感じがします。お見事です。

    内容についてもかなり好みです。

    洗濯を洗濯機がするようになったのと同様に、料理がレトルトに置き換わったのと同じように、「性欲は着脱可能なもの」という思想を突き詰めれば、その処理を目的として利便性を追求した「ヨシワラ」が誕生するのはある意味必然なように見えます。そういう意味でリアリティーあるなぁ…と。

    そんな状況であるにも関わらず、「好意」という人間的なものを求めながら「新品」という物体的な側面を求める歪さを人間はまだ持っている。それが機械の視点を通して率直に描かれている。この辺りもいいなぁ…と。

    そして、最後にライターの視点がいいです。色々と社会に対して思うところが無いわけではないけれど、彼にとって重要なのはこの文章を投稿する雑誌であり、締め切りであり、自分の文章の出来不出来です。つまりは、目の前の生活こそが重要なのであって、思想とか「ヨシワラ」の意義や倫理ではない。

    とても人間らしいというか、どこまでもリアリティーがある小説だと感じました。面白かったです。ご紹介、ありがとうございます。


    (てんで検討外れなことを言っているとしたらマジすんません)

    作者からの返信

    応援コメント、星もありがとうございます。

    視点については色々悩みながらこのような形になったので、お褒めの言葉をいただき安堵しています。俗っぽいというか人間くさい視点をとりいれたくて今の形になりました。良い方向に転がしていけたようで何よりです。

    お忙しい中、拙作にお越しいただき感想までいただけて、とても嬉しいです。

  • 💋への応援コメント

    企画から参りました.僭越ながら筆を執らせていただきます.
    大変興味深い内容でした.もしかしたら「そこまで考えて書いたわけではない!」と言うこともあろうかと思いますが,現代のセックスワーカーにとっても,もし今し方の接客行為を忘却することができたなら,と思う人はいるかも知れませんし,そもそも陰部もディスポーザルであれば性病の問題もクリアになる,にも関わらず「ヨシワラ反対派」なる集団がいると言う事実に,現代社会への痛烈な皮肉を感じます.また,戦後の当用漢字書き換えにて洗浄とした「洗滌」と言う表現も気が利いていると感じます.
    そう言えば文中「お客の台詞回しが僕の口調に似てて嫌だ」と言う内容がございましたね.私も自分で書いている最中にそう思う瞬間に出くわし,その度に自分の想像力の限界を見た気がしてイヤになること,本当によくあります.ツラいんだなぁ,あれ…….
    大変面白かったです.ありがとうございました.

    作者からの返信

    応援コメント、素敵なレビュー、とても嬉しいです!登場人物と作者の口調が似てしまうのは、私もやらかしたことがございまして、今回取り入れてみました。ツラいですよね……。

    こちらこそ素敵なお言葉ありがとうございました。

  • 💋への応援コメント

    面白かったです。長さもちょうどよくて読みやすかったです。「白桃のようなまるい頬」がとても素敵な表現だなあ、と思い、「飯盛り女遊女」のくだりで先ず最初に笑い、「鑑賞型の店舗」の説明で笑いが止まらなくなり、スペシャル・オプションの「大奥」オレも試してみたいなー、と馬鹿なことを考え、そして最後、――後には想いすら残らなかった――という文学的なテーマに敢えて読者を浸らせず、キュポンと外してスタコラサッサと帰るあたり、これは大人の読み物だなー、と感じました。

    最後の独白も面白かったです。これが面白い、という内容は特にないのですが、この語り手 (恐らくは作者本人か?) の考え方そのものが面白かったです。考えて得られる結論ではなく、思考の過程そのものが面白い。

    まとまらないのですが、とにかく面白かったです。「面白さ」って何だろう?と、物書きのハシクレとして考えさせられました。

    作者からの返信

    ありがたいお言葉ありがとうございます!ヨシワラの蘊蓄やお店の設定は考えていてとても楽しかったです。

    語り手は創作あるあるを意識してみました。刻露は残念ながら児童文学の賞をとったことはありませんが笑

    面白い!の一言が本当に嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。