応援コメント

46.蓮の花揺れて」への応援コメント

  •  ここまでの感想です。
     ホントに当時は助け合いで皆が頑張って生きていたのだと思います。
     大変な時代だったからこそ、騙されることもあったしそのせいで人を信じることもできないということもあっただろう。
     彼女たちもまた、いろんなものを抱えて生きていて、それを信頼関係で乗り越えたのだと思います。和解できてよかったと思う部分もあるし、話せなかったことを話すことが出来てよかったとも思うし、何故彼女がそれまでに弟を大事に思っていたのかも分かり皆が良い方向へ向かっていると感じます。
     分かり合うためには胸の内を話さなければならない。それは昔も今も変わらず、とても勇気のいることだと思う。
     けれども話すことによって更に一歩前に進むこともできるし、相手から素敵な案が提示されることもある。そんなことを思いました。

     そして今の日本は、この時代よりもまだマシではあるけれど、人の心はだいぶ貧しくなってしまったなと感じています。
     助け合うことの大切さを先人から学んでいるはずなのに。安易なものばかり求めるのは幸せから遠のくことなのではないかと改めて思いました。

    作者からの返信

     感想ありがとうございます。かつらもようやく過去の後悔から立ち直り、周りの人に気持ちを打ち明けることで一歩進めました。この後はあえてあらすじに書かなかったかつらの最後の決断が待っています。これからも見守っていただければ幸いです。