応援コメント

6.『素晴らしき日曜日』」への応援コメント


  • 編集済

     ここまで拝読させていただいての感想です。

     こちらの作品は、読み手があまりその時代に関係する資料や映画などを見ていなくても、状況や風景など想像しやすく描かれていてすごいなと思いました。
     時代らしさがでているなと感じる明確な理由は分からないけれど(明確に述べることはできない)、独特の雰囲気を感じます。

     主人公の女性の家に男が訪ねてきてから、ずっとハラハラしながら読ませていただきました。
     あらすじを読んでいる限りでは、恐らく路頭に迷うようなことが起きる。わかっているだけに、その時がいつ来るのだと構えてしまいました。
     今まで、わからないからハラハラするという経験は多くしてまいりましたが、知っているからこそ『今なのか?』『まだ、大丈夫なのか?』とハラハラしたのは初めてです。
     こういうこともあるのだなと思いました。ジェットコースターに乗った時と少し似ている感覚なのかもしれません。(落ちるのが分かっているから恐怖を感じる)
     
     まだ作中で明確にはされてないですが、主人公のと隆が互いが互いを意識しているのが伝わってきます。この先、どんな風に互いの気持ちに変化が現れるのかとても興味深いです。

     この作品を読んでいると、現在貧困社会ではあるけれどいかに恵まれているのかということを考えさせられる。どんなに不便でも着替えが買えるだけマシな世の中なんだろうなと。けれども、そういう考え方をしてしまうからこそ日本はいつまで経っても貧困のままなのかなとも思ってしまいました。
     それにしても、すぐ家を失うという事態に陥らなくて少しホッとしています。
     続きの方、ゆっくり拝読させていただきますね。

    作者からの返信

     感想ありがとうございます。普段あらすじに作品の内容は細かく書かないのですが、コンテスト応募用にラストまでの内容を書き込んでおります。そのあらすじをご覧になっているが上の感想ということで、私も非常に興味深いです。期待に応えられる内容だといいのですが。

  • こういう時代やテーマを描けることが羨ましいです。情景を想像しながら読み進めています。人物の生き生きとした生活感がとても良いですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私も当時生活していたわけではないのでどこまで再現できているのか不安なのですが、楽しんでいただけたら幸いです。