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ロンズさん。
これはいい。
これはいいです。
武蔵野でしか、成立しない話。
関東の土のにおいが立つ話です。
水ぎわ、関東に縁がなく、イメージも何もないのですが。
匂いたったよ、関東ローム層が。
そうですか。
いい。よかったです。
なんか、気の利いたことが言えなくて申し訳ないんですが。
武蔵野の郷土資料集、みたいなやつに入れてほしいお話ですね。
作者からの返信
仁志 水ぎわ様!
これを読んで、そう言ってくださり、そして素敵なレビューありがとうございます。
実は私も、武蔵野ほぼ行ったことがないのです。今日代々木公園が武蔵野台地にあることを初めて知りました笑
代々木公園の頃の光や匂いを、私の文章が覚えていたんだな、と思いました。
また、水ぎわ様のおかげでなんと! この小説☆100越えです!! ありがとうございます~!!!!
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もう改築して無くなってしまったのですが、昔、実家(新潟の田舎)に囲炉裏がありました。湯を沸かしたり、田楽焼きをしたりと、けっこう日常的に使っていたので年中熾火を絶やさないことを然程不思議とは思っていなかったのですが、御作を拝読して目から鱗でした。熾火…美しく幻想的な言葉として私の中で転生しました。ありがとうございました。
作者からの返信
Mondyon Nohant 紋屋ノアンさま!
はじめまして! こちらを読んでくださり、ありがとうございます!
新潟のご実家に囲炉裏があったのですね! 私は実際に囲炉裏を使ったことがないので空想で書きました。温度などの描写に齟齬がないことを祈りまっす!
(物書きは嘘をつくのが本業ですがアラを見つけられるとタネを見抜かれた手品師並に気まずいのだ)
私も青梅の旧宮崎家住宅を見て、調べなかったら知らなかったです。私が住む場所はあたたかく、囲炉裏と竈の区別が早々についていたようですが、東日本にかけては囲炉裏が主役だったようです。
〉美しく幻想的な言葉として私の中で転生しました。
そう言っていただけて嬉しいです!
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こういうのを書いている時のロンさんの空気は、しん、としていて、沈黙が耳鳴りみたいにうるさいみたいだ。熾火を絶やさずにいるのは結構手間暇かかるし、気が長くないとできなくて、この時間の流れはそも、現代社会ではかなり難しい。それが昔話の昔話たる所以だろう。語り口も美しい、時の流れを感じさせる素敵な短編でした。
作者からの返信
満つる様!
満つるさまぁぁぁー! 読んでくださりありがとうございます!(((o(*゚▽゚*)o)))
〉しん、としていて、沈黙が耳鳴りみたいにうるさいみたいだ。
そういう空気をめざしたのですが、そう伝わって嬉しいです!
昔話のゆっくりとした時間を描けたのなら幸いです。語り口美しいって嬉しいです!
編集済
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雪女と思われるお姉さんの存在自体が、降り積もる雪に閉ざされていく世界そのものを連想させる、そんなお話ですね。
家族にというよりは時間に取り残されていく存在である彼女は孤独には違いないのですが、それでも誰かの記憶に留まるような出会いもあれば時代を超えてつながっている縁もある。そこに希望を感じます。
良いものを読ませていただいたなあという気持ちです。楽しませていただきました。
作者からの返信
岡本紗矢子さま!
読んでくださり、ありがとうございます!
社会に取り残された、社会のスピードに合わせられない人、だけどほんの僅かな出会いを嬉しく思う、そんなふうに書きました。
こちらこそ、そんなふうに言っていただけて嬉しいです!
編集済
編集済
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孤独であるということは、孤独だと知ってしまったので孤独ではないとも、どこかで聞いたことがありますけれど、その曲解はとても寂しいなと、そのときに思った記憶があります。
自分にとって、お姉さんにとって。
それは本当に夢幻か何かだったのか。
全てはもう知る由もありませんが、知ることよりも孤独だった心の中に、たしかに在る、それが大事なような。そうでないような。
作者からの返信
悠木 柚さま!
早速コメントありがとうございます!!!!
〉孤独であるということは、孤独だと知ってしまったので孤独ではないとも
〉知ることよりも孤独だった心の中に、たしかに在る、それが大事なような。
このようなコメントが貰えて嬉しいです!!
私、孤独って、理解されないこと、「どこまで行っても自分でしかない」ことだと認識することだと思うのです。
でも、孤独が=孤立ということではなくて、全く知らない誰かがその孤独を見つめてくれていたり、心の内にそっとマグカップを置いているかもしれない。
それは、自分ではない誰かを寛容する心だったり、何者でも構わない無償の愛だったりするんでないか、と思うのですよ。
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肥前ロンズ様
ごめんなさい。先に裏設定を見てしまったので、見なかった時の感想が書けませんでした。先に読んでおくべきだったかもしれませんね。
裏設定で『「家族愛が支えの物語」ではなく、「家族からの解放」』とあったので、最初からそう言う見方になってしまったので、最後に男性に委ねることに解放を感じることができました。家族って本当に難しいです。捨てられないけれど、重荷になる時もあって、でも嫌いきれないし、堂々巡りになりますね。
でもちゃんと成長したら離れるのは当たり前なのですよね。雪女のお姉さんが独り立ちできたことは、良かったです。それを感じることができた女の子も、ちゃんと成長して家を出て行けるのかなと思いました。
作者からの返信
☆涼月☆さま!
いえいえ! エッセイから読んでくださりありがとうございます! 読んでくださる方が気にならないならOKです!
〉捨てられないけれど、重荷になる時もあって、でも嫌いきれないし、堂々巡りになりますね
その感じが伝わって嬉しいです!
生まれ育った環境や社会性が、合わない人っていると思うのです。
置かれた場所で咲きなさい、なんて言う人いるけど、花だって種を遠いところで飛ばしてるんだから、人もその場所を離れていいと思うのです。
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あまりにもリアルな後悔と、孤独。「かもしれない」に縋りたい苦しみ。
雪女でも、人間でも、「心」を神から与えられてしまった存在の苦悩は同じですね。
猫や鳥、蝶、野の花や木々の葉が限りなく羨ましいことがあります。あまり心を激しく揺らさずに生きられたら、楽だろうに。そんなことを時々思います。
作者からの返信
aoiaoiさま!
〉あまりにもリアルな後悔と、孤独。「かもしれない」に縋りたい苦しみ。
そう言って下さりありがとうございます!
揺らさずに生きていくのが羨ましい。私もそう思いつつも、ゆらめく熾火も、風で揺れる梢も、波紋を立てる水面にも惹かれるのです。
エッセイで裏話あげてるので、良かったらお付き合いください!
https://kakuyomu.jp/works/16816452221066471034/episodes/16816700427498020889
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コメント失礼いたします。
こういう物語は個人的に好きです。
幻想的なのに、どこかリアルで、ちょっと切なくもありました。
ひとりぼっちのお姉さんでしたが、うっすらと記憶の中にある家族との思い出が、いつまでも待つ気概になったんでしょうね。
>炭の内から赤い火が見えた。あの綺麗なものに触ってみたい。
この言い回しも好きです。
火っておそろしいですけど、綺麗でもありますもんね
おもしろかったです。
作者からの返信
烏目浩輔さま!
嬉しいです! ありがとうございます!
幻想的な小説は、技術が問われるので、私の文章で幻想的になるか不安でした。
そのシーンはタイトルの『熾火』を表したものだから力を入れました。伝わって嬉しいです。火は綺麗で怖い。
諸事情あって色々ぼやかした結果裏設定となってしまったものをエッセイであげました。こちらもお付き合いいただけたら幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452221066471034/episodes/16816700427498020889
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トラウマの炎を絶やさずに待ち続けた甲斐がありましたかね (*´∇`*)
孤独と孤高は似て非なるもの。独りとはいえ、彼女には心の拠り所とも言える家族の存在が助けとなっていたように感じます。青梅地方に棲まう「孤高の雪女」は、誰からの口伝や噂も無いまま過ごせたおかげで、想いを全うできたのでしょうね。ピンクのマグカップが、より鮮やかに脳裏に浮かんできました☆
とても面白かったです★★★
作者からの返信
愛宕平九郎さま!
ですです。孤独と孤高と孤立は似て非なるもの、なのです。ピンクのマグカップは緑の木と青空に映えるようなイメージで出しました。
諸事情あって色々ぼやかした結果裏設定となってしまったものをエッセイであげました。こちらもお付き合いいただけたら幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452221066471034/episodes/16816700427498020889
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お姉さんにとって、火を見るのは苦しいこと。だけど同時に、家族との繋がりの証であり、自分が孤独ではないと確かめるための手段だったのかもしれませんね。
今ごろ、いったいどこで何をしているのでしょう。もう、孤独からは抜け出せたでしょうか。
幼い頃であっただけの、もう二度と会うことはないかもしれない、か細い繋がり。それでも、ここにお姉さんのことを覚えている人がいるのだと、教えてやりたいです。
作者からの返信
無月兄さま!
読んでくださり、ありがとうございます!
家族愛の象徴でもあり、重荷でもあり、また、罪の証でもありました。辛いことと楽しいことの記憶って割とセットだよねというお話。
でも、一度解放されると、ただ懐かしい思い出になると思うのです。
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幼い日頃の朧気な、だけど大切な思い出。
子供の頃の記憶ってぼんやりとしか覚えていなくても、いつまで経っても残っているものってありますよね。読んでいてどこか、懐かしさを感じました。
お姉さんの正体がなんだったのか、今となっては知る術はありませんけど。今ごろどこで何をしているのか?
孤独な日々が終わって、幸せに暮らす日々を願いながら、この思い出をいつまでも大切にしていってほしいです
作者からの返信
無月弟さま!
証拠もなくて、共有する人がいなくても、確かにある昔の記憶ってありますよね。
私はピンクの象の遊具が置いてある店で母とかき氷を食べた記憶があるのですが、母は知らないと言います。どこで食べたんだ私は。
お姉さんの正体は、エッセイで後日補足します。よかったら読んでください。
読んでくださり、ありがとうございました!(๑´ω`๑)
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ミステリアスな雪女のお話、彼女に遭遇したのが子供の頃の記憶として表現されているから、余計に曖昧さが残って、それが物語の余白を生んでいる感じが良いですね。
素敵な作品ありがとうございます。
作者からの返信
上田 直巳さま!
こちらの作品読んでくださりありがとうございます!!
物語の余白を感じられるように描きたかったので、嬉しいです!(●´ω`●)
☆もありがとうございました!