第30話 メジロ家

 ウマ娘にはメジロマックイーンを始め、メジロライアン、メジロドーベル、メジロパーマー、メジロアルダンと多くのファミリーが登場します。


 彼女らは全員『メジロ家』と呼ばれる名家のお嬢様で、アニメのマックイーンは専用の執事やメイドを従えていました。


 尤も、ライアンやパーマーはそういう堅苦しい環境を好まずに、結構1人や仲の良い友人と2人(ライアンはアイネスフウジン、パーマーはダイタクヘリオス)でフラフラしている場面も見受けられますので、そこまでガチガチにお嬢様をさせている訳では無さそうです。


 アニメやゲームにおいてこの『メジロ家』という存在は「ウマ娘レースの名門で多数のウマ娘を輩出し、経済的にも社会的にも大きな力を持っている」存在として描かれています。


 逆に言えばそれくらいしか情報が無く、テンプレ的な『お金持ちの名家』という感覚でほぼ間違い無いでしょう。


 例えばマックイーンが度々口にする『お祖母ばあ様』とは何者か? という点からして謎です。

 アニメのシルエットではウマ娘では無く普通の人間の様に見えますが、設定としては彼女もウマ娘なのだそうです。だとするならばマックイーンの祖父メジロアサマがモデルになるのかな?


 メジロ家はやたらと天皇賞に拘ります。マックイーンも「天皇賞(春)の勝利がメジロ家の悲願」と言っていました。


 この天皇賞(春)の勝利ってゲームだと結構鬼門なんですよねぇ。

 というのも距離が3200mとべらぼうに長く、大量のスタミナを要求されます。


 ライスシャワーのシナリオだと、このレースで優勝出来ないと即終了(しかもライバルがメジロマックイーン)なので、何度も涙を飲まされましたわw


 メジロ家のモデルは言うまでもなく名門メジロ牧場ですが、最終的にメジロ牧場は資金難から倒産、解散してしまいます。


 ウマ娘世界のメジロ家が没落する事は無いでしょうから、これからも素敵なウマ娘達を生み出して欲しいものです。

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