映画レビューでは、もはや
・カレンダーガールズ
・アンダーグラウンド
またまた映画を観た。
カレンダーガールズは、病院への寄付を募るために、ヌード写真付きのカレンダーを作るって話。笑いながら泣いてしまった。五十を超えたレディーたちの勇気も、新しいことへの挑戦もカッコよかった。
アンダーグラウンドは、ユーゴスラビアが舞台の映画。ナチス軍と戦い、怪我をした人々は地下に隠れる。傷を癒やし、戦うための武器を作りながら人々は「チトーが必要な時まで待っていてくれ」みたいなこと言われて(騙され)十年地下に過ごすのよ。なんかもう、もう!!!!って感じで救いようのない内容だったんだけど、ロマの音楽が最高だし、パーティーの様子が懐かしすぎて音楽がかかるたび踊って観てた。最高によかった。
チンパンジーと重要キャラの弟がいるんだけど、二人が最高に可愛かった。
歴史を全然学んでこなかったからユーゴスラビアも、チトーもあまり知らなかったけど、知っていればもっともっと楽しめるんだろうなと思った。数年後、また見る。
我が親愛なる友へ
ミッドサマー観ていたのですね!わーい!
ダニーの最後の笑みを「憔悴しきった後の諦め、逃げ」だと思ったは、自分と違うなぁ、面白いなぁ、と思いました。
そういった感情も含まれてると思うけど、個人的にもっと解放的で「自由を手に入れた」ようにも感じた。
ダニーはずっと家族や彼氏に縛られてる状態(自分を押し殺すみたいな。どう言えばいいのか分からない)だったと思う。
家族のことで精神状態が不安定だったし、彼氏との関係にも不安を抱いてた。電話で友達に頼りすぎてるかな?と言ってたり、クリスチャンがマッシュルームティーを断ってダニーのタイミングに合わすって言ったときも「いいのいいの」って(何度か似た会話をしている)なってた。「自分」よりも「他人」の方を優先してた。
でもみんなと踊り、女王になったり、家族と呼ばれたりして、少しづつ「自分」を取り戻したような気がしたよ。女王になったときの宴で、「彼女」が物事の動き(フォークを持ったり、ガラスを持ち上げたり)を一番にし、そして彼女がしたいときにはじめ、映画の中で彼女が「自分」を「他者」よりも優先したすげぇーシーンに見えた。
最後の笑みは確かに「これからどーすりゃいいんだー」とか「こえーよ」とか「もういいやー」とか色々あったと思うけど、それよりも「終わった」っていう安心感とかのほうを感じましたね。解放的って言葉を変えると、無防備になれる安心感って言えると思うのね。いままで感じていた不安(家族や彼氏)がみんな消えた(死んだ)、他者ではなく「自分」を手に入れた笑みに見えた。かっこよかった。よくやった!!!!って思ったよ。
わからん。自分と重ねてみたからだと思う。同じものを見ていても感じること思うことが違うって楽しいね。映画を観た後はよくレビューや感想をネットで調べて読むのが好き。ほぇーって思いながら自分が映画を観て思ったことを言語化するようにしてる。(でも大抵、好き!!!!って感想ばかりで終わる。アホ)
あと、クリスチャンが他の女性と性行為をしたのを見て、叫びまくっている中、周りの女性も一緒に叫んでるのが結構好きで、自分の文章を書く様子とかぶさった。
何度か色々と書いたエッセイで「書く」って行為は「セラピー(カウンセリングだったかな)」って言ったと思う。自分の気持ちとか思ってたことを言語化することによって、気持ちを整理したり、心の中に溜まったものを言語化という方法で別の場所に吐き出す。(実際の自分と文章の自分、二人いるの)それをダニー(実際の自分)と周りの女性たち(言語化した自分)はしてると思った。
最近は無いんだけど、特につらかったときは、泣きながら書いてたんだけど、泣いてるときにきちんとした文章って書けなかったからただ一番に浮かんだ言葉をコピーアンドペーストしていくだけってこともよくした。「やだやだやだやだ」みたいな。
なんかそれだけで落ち着くのね。叫び声が私のしたコピーアンドペーストの言葉みたいだった。
そういう感じのことを思って、therapeuticな映画だなぁと私は思ったよ。
シーンの切り替わりもいいよね!!!
はじめにみんなが車に乗っているときに、ぐるんとカメラがまわるんだけど、すげーーーーって思った。心が感じることを映像に落とし込めるってすごい。
(おじいちゃんとおばあちゃんの飛び降りは怖すぎてほぼ見れなかった。そのあとのハンマーでかち割るのもむり、こわい、だった。ホラー苦手なんすよ)
クソ長い(三時間ほど)けど、アンダーグラウンドもよかったよ。内容を理解するってよりも、音楽を見てほしいっすね。重要キャラの三人が頭をくっつけて歌う場面が大好き。
お前暇すぎるだろ
って思われてそうな
べにこより
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