楽観主義と悲観主義。確かに、イギリスのチャーチル首相っぽい名言ですね。国家の危機(作中では世界の危機)の前に、未来視したレベルに勘が鋭くて、強い精神力を出す人が稀にいるんですよね。僕は環境変化(状況)と人類の価値観で、歴史は動くと思っています。
作者からの返信
ダーウィンの理論によれば勝つのは強い種族ではなく環境に適応出来た種のみが勝利するとあります。
キリスト者はダーウィンの進化論に疑問を抱く方々がいます。それでも尚人類が変化を乗り越えた歴史が確実にありますね。
近代においても小氷河期が訪れた時、欧米を中心に馬鈴薯の栽培を盛んに行いました。そこからドイツなど中心に食料に関する問題を解決していきましたね。
アンモニアを生成する方法などを開発し、人類の食糧難を乗り切りました。
価値観の変化、環境への適応。人類が地球規模で栄えた理由の一つですね。
ファルマコは苦しい立場ですね。
相反する感情って誰しもが実は割と抱きやすいんじゃないかなぁと個人的に思っていまして、その選択で人格の形成、もしくは成長がされるのかと。
ファルマコは楽観的と言っていますが、どうも悲観的な視点を通して異世界を見ているようでちょっと心配です。
作者からの返信
コメントして下さり、ありがとうございます。
確かにファルマコは楽観的と言いながら結構悲観的です。
私の物語、文学、小説の中では明るい部類なのです。
おそらく、あまり意識していないのですが、私自身が余りにも暗すぎて文学に投影すると内容的に重たい文学が揃う傾向があります。
そう言う意味合いでは「ウリエルさんのお薬」は挑戦作であり、試験作でもあるのですね。
腱鞘炎にかかって以来続きを描いていないのですが、死なせたくない作品でもあります。
様々な先生方に応援して戴いた以上完結させないと行けないとは感じます。
先生方が善き聖夜をおくられます様に祈念致します。