佐藤子冬先生 御侍史
御心のこもったメッセージ、有難うございます。
涙が出ました。
医療従事者の御方と知って、一入近親感を覚えました。
なかなか国政への道は開けません。
公募といえども、身内や近しい知り合いの中から公認候補を選びたい政党の思いが非常に強いからです。
でも、楽してなるより苦労してなった方が、国民にとって良き議員になれると信じて励んで居ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
かしこ
2023年11月22日
稲邊富実代
作者からの返信
拝啓
稲邊先生へ。
医師の時点で既に立派な方だと思います。
医師は並大抵でなれるものではありません。
それ相応の勉学が必要な筈です。
確かに政党と関係をつくるのが政界への近道ではあります。
ただ、政治家とは力関係を調節し、信念がなければ偉大な政治家には中々なれないのが現状です。
マルティン・ルターの子孫であるワイマール共和政のヒンデンブルク大統領は皮肉にもドイツの良心でありましたが、彼は天命には勝てなかったのです。
逆を言えば何事にも天命があると言えます。
ヒンデンブルク大統領は現役時代の評価は判りませんが、後世においてナチスドイツが台頭する以前の最後の良心的大統領だったと感じます。
先生が志しをお持ちになり続けるのでしたら何かしらの縁は出来ていくと感じます。
その御心を大事になされて下さいませ。
先生は世界に今必要な方です。
今、医療関係は逼迫されていらっしゃいますね。その苦難を私も少しは感じます。
その試練の最中に、或いはその試練の後に縁は微笑むかも知れません。
諦めないで下さいませ。
生きるとは事を為す為にあります。大小あれど、人は天命を背負われていらっしゃいます。
先生の縁が繋がることを祈念致します。
追記・医療介護職は第一線から退き、今は会社勤めのしがない社会人でございます。
腰痛、病などが悪化した結果、現役から退いた形になります。
先生もお身体をご自愛下さいませ。
医療介護関係者が報われる社会になります様に祈念致します。
敬具
ノアの箱舟と放蕩息子の二つは結構印象に残っている話なんですよね。
神の洪水が幼心に恐ろしかったのか、ノアの長寿に驚いたのか、きっとこの先も忘れることのない物語なんだと思います。
作者からの返信
コメントして下さり、ありがとうございます。
私は放蕩息子の喩え話の方が印象的でして。
当時の先生に尋ねたら父親が帰ってきた放蕩息子に指輪をつける場面がありまして。あれは正統な後継者と認める行為だと知ったことが印象的でした。