第3話


俺の名前はハイズ。んでこっちが妹のミュルカ。かわいい奴である。今の年齢は俺十歳で妹五歳。とてもかわいい。今は妹と共に街に来ています。かわいいね。


「ねー」


「どうしたミュルカ?」


「ひまー」


「そうか……」


街に行きたがったのはミュルカなんですけどね……まぁ別にいいや。そんなもんはどうでも。まぁ暇なのは俺も右に同じって訳。さてどうするか……


「やっぱこの世界って魔法とか発達してんだなぁ……」


「まほー?」


「あぁうん。どうだ試してみるか?」


「やるー」


まぁできるとは思わないけどなぁ……やっぱ何も出ないみたいだな。正直に言って俺魔法使えないから何とも言えないんだけどな?うんそれは別に……


「かえるー」


「俺もそれがいいと思うよ」


さーて帰るか……


_______________________


「さっきの子って魔法使えるんですか?」


「いや使えないはずだが……なぁ……」


「このデコイ……斬られてますよね?」


「うーむ……分からん……」


_______________________


今日はミュルカの誕生日である。と言う訳で街に買い物に来たんだが……なんか騒がしいっすね。なんかあったのか?


「おい魔物が出たって話だぞ……」


「大丈夫か……?でどこに出たんだ?」


「いやそれは分からん……」


魔物ねぇ……ヤバそうだな。出会いたくないなぁ……正直。さて買うもん買ったし帰るか……あ?


「……これって魔物の足跡か……?家に続いてるんだが……!?」


まさか……!

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